東京五輪の男子複合で4位入賞した楢崎智亜

9月クライミング世界選手権の日本代表が発表 楢崎智亜らが選出

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は12日、9月16日から21日まで行われるクライミング世界選手権(ロシア・モスクワ)に派遣する日本代表選手を発表。東京五輪に出場した楢崎智亜ら13名が選出された。

 2年に一度開催される世界選手権。今大会で実施されるのはスピード、ボルダリング、リードの各単種目。1カ国の派遣可能選手は1種目につき男女各5人までで、日本は今年の各種目ジャパンカップの結果などからボルダリングとリードで男女とも最大人数を選出した。スピードには楢崎智亜が唯一出場する。

 東京五輪で女子銀メダルを獲得した野中生萌はJMSCAの選出基準を満たすも、膝や手首などを負傷している影響もあり出場は見送りに。16歳に達する今年からシニア国際大会の出場が可能になる小池はなは、これがシニア日本代表初選出となった。今回発表された日本代表選手は以下の通り。

クライミング世界選手権2021 日本代表

[男子]
楢崎 智亜(25/TEAM au)/S・B・L ※1・2
藤井 快(28/TEAM au)/B・L
緒方 良行(23/ホリプロ)/B・L
高田 知尭(26/鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/B・L
天笠 颯太(21/日本大学)/B
今泉 結太(20/茨城県山岳連盟)/B
吉田 智音(17/奈良県立青翔高等学校)/L

[女子]
谷井 菜月(17/橿原学院高等学校)/B・L
中川 瑠(17/金蘭会高等学校)/B・L
伊藤 ふたば(19/TEAM au)/B・L
小池 はな(16/埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/B・L
中村 真緒(21/青山学院大学)/B
阿部 桃子(18/相模女子大学)/L

※左から氏名、年齢、所属先、出場予定種目
※種目はS=スピード、B=ボルダリング、L=リード
※1 前回大会ボルダリング優勝者の楢崎智亜は、ボルダリングは国別枠とは異なるIFSC(国際スポーツクライミング連盟)枠での出場
※2 9月3日付で楢崎智亜選手のスピード派遣取り止めが発表されました

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 AP/アフロ

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