楢崎智亜

スポーツクライミングの2024年ボルダー日本代表が発表 五輪内定の楢崎、安楽、森ら

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は先月29日、2024シーズンのクライミングW杯に臨むボルダー日本代表を発表した。

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 今夏のパリ五輪代表内定者、5、6月の五輪予選シリーズ出場予定者、IFSC枠保有者に、2月に行われたボルダージャパンカップでの上位者を加え、男子12人、女子13人が選ばれた。五輪内定の楢崎智亜、安楽宙斗、森秋彩を筆頭に、男女4人が初めてボルダーW杯日本代表メンバーに名を連ねている。初選出の中での男女の最年少は、ともに2007年生まれで17歳の山田航大と16歳の村越佳歩。

 2024シーズンのボルダーW杯は4月から10月までに全5戦が予定され、第1戦は4月8~10日に中国で行われる。日本はIFSC枠保有者+国別枠として男女5人ずつをボルダーW杯各大会に派遣可能。JMSCAは五輪内定者を頂点とする優先順を考慮しながら各大会に選手を送り出していく。
 

2024シーズン ボルダーW杯日本代表

[男子]
1-1 楢崎 智亜(無所属)
1-2 安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)
3-1 緒方 良行(B-PUMP)
3-2 楢崎 明智(日新火災)
4-1 藤脇 祐二(大阪府山岳連盟)
4-2 通谷 律(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
4-3 天笠 颯太(無所属)
4-4 吉田 智音(摂南大学)
4-5 山田 航大(埼玉県立久喜北陽高等学校)*初
4-6 坂本 大河(北海道山岳連盟)*初
4-7 今泉 結太(茨城県山岳連盟)
4-8 鷹見 真洋(東京都山岳連盟)*初

[女子]
1-1 森 秋彩(茨城県山岳連盟)
2-1 野中 生萌(無所属)
2-2 伊藤 ふたば(デンソー岩手)
2-3 中川 瑠(日本大学)
2-4 久米 乃ノ華(日本大学)
4-1 中村 真緒(日新火災)
4-2 松藤 藍夢(日本大学)
4-3 石井 未来(滋賀県山岳連盟)
4-4 関川 愛音(八戸学院光星高等学校)
4-5 平野 夏海(日本体育大学)
4-6 竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)
4-7 村越 佳歩(茨城県山岳連盟)*初
4-8 野部 七海(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)

※左から参加優先順、氏名、所属先(2月29日時点)
※参加優先順は以下の通り
1=パリ五輪内定選手
2=五輪予選シリーズ出場予定選手
3=IFSC枠保有選手(2023年世界ランキング10位以内)
4=国内選考大会(BJC)の1、2、3を除いた上位選手
※1と2の参加優先順の権利は該当大会終了まで
※楢崎智亜、安楽宙斗、森秋彩、野中生萌はIFSC枠保有選手を兼ねる

CREDITS

編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC

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