日本代表に初選出された小俣史温(おまた・しおん)

スポーツクライミングの2023年リード日本代表が発表 ジャパンカップ優勝の小俣ら初選出

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は10日、2月25、26日に行ったリードジャパンカップ(以下LJC)の結果などに基づいて、今シーズンの国際大会に派遣するリード種目の日本代表選手を発表した。

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 同日に発表された第6期パリ五輪強化選手、2022年の世界ランキング10位以内の選手(IFSC枠)、彼らを除いたLJC男女各上位8人がメンバー入り。3月10日の発表時点で男子16人、女子13人が名を連ねた。男子はLJC優勝の小俣史温、同準優勝の鈴木音生、同8位の上村悠樹、同9位の藏敷慎人といずれも10代の若手が日本代表初選出。女子は同9位の関川愛音、同11位の竹内亜衣が初めてリード種目の日本代表に入った。

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 基本的にはリードのW杯を対象に、優先参加順の高い選手から派遣されていく。W杯1大会には、IFSC枠の選手を除き、各国に最大男女各5人の国別出場枠が与えられており、日本は2023シーズンのリードW杯において男子4枠、女子5枠を確保している。

※LJC以降の大会結果を受けて、下記の日本代表選手の情報(選手、参加優先順)を更新しました
 

2023シーズン リード日本代表

[男子]
安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)*1-1 *4月19日優先順更新
楢崎 明智(日新火災)*1-1
百合草 碧皇(早稲田大学)*1-2 *4月19日優先順更新
楢崎 智亜(無所属)*1-3
緒方 良行(B-PUMP)*1-4 *4月19日優先順更新
小俣 史温(東京都山岳連盟)*1-5 *初
本間 大晴(明治安田生命)*2
吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)*2
樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)*2
鈴木 音生(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)*3-1 *初
上村 悠樹(東京都立上野高等学校)*3-2 *初
村下 善乙(法政大学)*3-3
藏敷 慎人(箕面自由学園高等学校)*3-4 *初
西田 秀聖(天理大学)*3-5
清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)*3-6
亀山 凌平(滋賀県山岳連盟)*3-7
井上 祐二(大阪府山岳連盟)*3-8 *4月19日追加発表

[女子]
森 秋彩(茨城県山岳連盟)*1-1
松藤 藍夢(日本大学)*1-2 *4月19日追加発表
伊藤 ふたば(無所属)*1-3
野中 生萌(無所属)*1-4
小池 はな(川口市立高等学校)*1-5 *4月19日優先順更新
谷井 菜月(明治安田生命)*2
中川 瑠(日本大学)*2
久米 乃ノ華(日本大学)*3-1
柿崎 未羽(早稲田大学)*3-2
平野 夏海(東京都山岳連盟)*3-3
関川 愛音(八戸市立湊中学校)*3-4 *初
大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)*3-5
竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)*3-6 *初
高尾 知那(愛知県山岳連盟)*3-7
小田 穂香(大阪府山岳連盟)*3-8 *初 *4月19日追加発表

※左から氏名、所属先(3月10日時点)、参加優先順
※参加優先順1=第6期パリ五輪強化選手
※参加優先順2=IFSC枠保有選手
※参加優先順3=第6期パリ五輪強化選手、IFSC枠保有選手を除いたLJC上位8選手
※百合草碧皇、緒方良行はIFSC枠保有選手を兼ねる

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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