ジュニア女子のリード金メダリスト・久米乃ノ華がボルダリング決勝で5位入賞を果たした

久米乃ノ華がボルダリングで5位入賞【クライミング世界ユース選手権2021】[大会9日目]

 ロシア・ヴォロネジで開催中のクライミング世界ユース選手権は現地時間29日、大会9日目を迎え、ジュニア女子の今大会リード金メダリスト・久米乃ノ華がボルダリング決勝で5位入賞を果たした。

 予選を3位、準決勝を5位で通過していた久米は、決勝第2課題でスタートからのダブルダイノを決めるなどして完登を記録。第3課題開始時点で暫定2位につけたが、その後はゾーン止まりで順位を落とし、5位で全競技を終えた。表彰台には届かなかったものの、17歳の久米は初の国際大会でリード優勝、ボルダリングでも決勝に進出するなど、そのポテンシャルの高さを見せつけた。

強傾斜の決勝第2課題を登る久米。この課題の完登者は久米と優勝したナイル・メイニャンのみだった

 熱戦が続く世界ユース選手権も現地時間30日にいよいよ最終日を迎える。ユースB男女のスピード予選、決勝が予定されており、日本からは杉本侑翼、河上史佳がエントリーしている。

<決勝リザルト>

【ボルダリング|ジュニア女子】
1位:ナイル・メイニャン(FRA)/3t4z 6 7
2位:エミリー・フィリップス(GBR)/2t4z 4 16
3位:ルチヤ・タルカス(SLO)/2t3z 6 6
5位:久米 乃ノ華(JPN)/1t3z 2 11

※左から氏名、所属国、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

各ラウンドの決勝スケジュールなどはこちらから

CREDITS

編集部 / 写真 JMSCA

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