ジュニア男子でスピード5位に入賞した竹田創(写真は2021年3月のスピードユース日本選手権時)

竹田創がスピードで5位入賞【クライミング世界ユース選手権2021】[大会1日目]

 現地時間21日、ロシア・ヴォロネジでクライミング世界ユース選手権が開幕。大会初日はジュニア男女、ユースA男女のスピード予選、決勝が行われ、ジュニア男子で日本の竹田創が5位に入賞した。

 竹田は予選で6.36秒を計測。全体6位で上位16名による決勝に進出すると、わずかにタイムを上げてトーナメント方式の初戦に勝利。ベスト4入りを懸けた一戦では6.14秒とさらにタイムを縮めたが、相手の6.11秒にわずかに及ばず。それでもタイム順で5位に位置し、ユースAで出場した前回2019年大会の8位から順位を上げた。

 ユースA男女では国際大会デビューとなる藤野柊斗、鈴木可菜美が出場。今年のスピードユース日本選手権で6秒台をマークし優勝した藤野は本来の力を発揮できずに36位で予選敗退。同じく同選手権優勝の鈴木は予選14位で決勝に駒を進め、最終的には15位でフィニッシュした。

<リザルト>

【ジュニア男子】
1位:ヤロスラフ・パシュコヴァ(RUS)/5.80秒
2位:ダニラ・ユーコロフ(RUS)/5.89秒
3位:ローレンス・ボーゲシュドーファー(AUT)/6.00秒
4位:ヤコポ・ステファニ(ITA)/6.03秒
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5位:竹田 創(JPN)/6.14秒 ※決勝T進出

【ジュニア女子】
1位:フランジスカ・リッター(GER)/7.73秒
2位:ジュリア・ランディ(ITA)/FALL
3位:キャプシーヌ・ビグリオーネ(FRA)/7.67秒
4位:マーヤ・ダラビアン(IRI)/7.98秒

【ユースA男子】
1位:マクシム・ライズホフ(RUS)/6.01秒
2位:フライホリ・イルチシン(UKR)/6.90秒
3位:マルコ・ロンティーニ(ITA)/6.27秒
4位:マリウス・ペイェ・ガボリオ(FRA)/6.52秒
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36位:藤野 柊斗(JPN)/10.90秒

【ユースA女子】
1位:ベアトリース・コリー(ITA)/7.92秒
2位:ヌリア・ブロックフェルド(GER)/9.19秒
3位:キャリー・クロース(USA)/8.42秒
4位:ソフィア・ベレジーニ(ITA)/8.58秒
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15位:鈴木 可菜美(JPN)/12.28秒 ※決勝T進出

※左から氏名、所属国、成績
※成績は、1・2位はビッグファイナル(優勝決定戦)、3・4位はスモールファイナル(3位決定戦)の記録

各ラウンドの決勝スケジュールなどはこちらから

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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