(左から)ジュニア男子ボルダリング2位の川又玲瑛、ユースB男子リード1位の安楽宙斗、同女子リード3位の抜井美緒

国際大会デビューの安楽宙斗がリードで金! 川又は銀、抜井は銅【クライミング世界ユース選手権2021】[大会4日目]

 現地時間24日、大会4日目を迎えたクライミング世界ユース選手権(ロシア・ヴォロネジ)で、安楽宙斗がユースB男子のリードで優勝、川又玲瑛がジュニア男子のボルダリングで2位、抜井美緒がユースB女子のリードで3位に入り、日本勢が今大会初のメダルを獲得した。

 2020年のリードとボルダリング、21年のリードと直近で出場した国内ユース3大会を全勝している期待の14歳、安楽宙斗が圧巻の国際大会デビューを果たした。予選、準決勝ともに首位で通過し迎えた決勝で最終競技者として登場すると、冷静にムーブを組み立てて終盤に突入。最後は細かなホールドが続いた縦のラインで力尽きるも、暫定首位の選手が計測していた高度39+を上回る40+に到達し、全ラウンド1位での優勝を決めた。

ユースB男子リード表彰台で中央に立つ安楽宙斗

ユースB女子リードでは抜井美緒が3位。過去大会の兄・亮瑛に続く兄妹でのメダル獲得となった

 同じユースBの女子リード決勝では、2番手の抜井美緒が躍動。レストを多く取り入れて体力を回復させながら、ゴールも視野に入る45+まで高度を伸ばした。その後は準決勝2位、1位の選手に抜かれてしまったが、同7位から順位を上げ、国際大会初戦での3位入賞を果たした。兄の亮瑛は過去の世界ユースで表彰台に上がっており、兄妹でのメダル獲得となった。

 一方、百合草碧皇、川又玲瑛が準決勝を1、2位で通過していたジュニア男子のボルダリングは、川又が3完登、百合草が2完登で続くも、1位選手の4完登には及ばず。川又は2位となり、2018年大会以来の表彰台。百合草は4位でフィニッシュした。

 また、ジュニア、ユースAの女子リード準決勝も同日に行われ、ジュニアで予選からの連続首位となった久米乃ノ華が大会5日目の決勝に駒を進めた。ユースAの森奈央は18位で残念ながら敗退となった。

ジュニア男子ボルダリング表彰台

<決勝リザルト>

【リード|ユースB男子】
1位:安楽 宙斗(JPN)/40+
2位:ヒューゴ・ホイヤー(USA)/39+
3位:ディロン・カントリーマン(USA)/36

【リード|ユースB女子】
1位:アナスタシア・サンダース(USA)/TOP
2位:メージュ・レロンデル(FRA)/49+
3位:抜井 美緒(JPN)/45+

※左から氏名、所属国、決勝成績(到達高度)

【ボルダリング|ジュニア男子】
1位:ハミッシュ・マッカーサー(GBR)/4t4z 8 7
2位:川又 玲瑛(JPN)/3t4z 9 6
3位:ポール・ジョンフ(FRA)/2t4z 7 10
4位:百合草 碧皇(JPN)/2t4z 11 7

※左から氏名、所属国、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

各ラウンドの決勝スケジュールなどはこちらから

CREDITS

編集部 / 写真 JMSCA

back to top