クライミング世界選手権大会2日目 リードが女子予選からスタート

 IFSCクライミング世界選手権は大会2日目を迎える2日、リード女子予選(日本時間18時開始)を行う。

 リード女子はスロベニアのヤンヤ・ガンブレット、日本の森秋彩、韓国のソ・チェヒョンが金メダルに近い存在といえる。ガンブレットは昨年のW杯で7戦中5勝、今シーズンも出場した2戦に勝利して圧巻のパフォーマンスを見せている。ガンブレットに昨年2度も土をつけたのが森で、今年もW杯第1戦で銀メダルを獲得。ソはW杯デビューの2019年に年間女王に輝き、前回の世界選手権で優勝した。彼女たち3人にブルック・ラバトゥ、ナタリア・グロスマンの米国勢、ジェシカ・ピルツ(オーストリア)、キム・ジャイン(韓国)らが続く構図か。日本は森の他に野中生萌、松藤藍夢、久米乃ノ華、中川瑠が出場する。

 3日からスタートするリード男子はハイパフォーマンスを継続するアダム・オンドラ(チェコ)、ヤコブ・シューベルト(オーストリア)、アレクサンダー・メゴス(ドイツ)の3人が優勝候補に挙げられる。今年のW杯シリーズ各大会で優勝した安楽宙斗、サッシャ・レーマン(スイス)、トビー・ロバーツ(イギリス)らが、ビッグ3の牙城を崩しにいく。日本は安楽の他に楢崎明智、百合草碧皇、楢崎智亜、緒方良行が出場する。

 リードは2日の女子予選、3日の男子予選後、6日に男女準決勝・決勝(決勝は日本時間7日)を行う。

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編集部 / 写真 © Jan Virt/IFSC

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