リード女子世界ランキング1位のヤンヤ・ガンブレット

ガンブレットが1位独走【世界ランキング|リード女子編】

 スイス・ベルンで1日に開幕したIFSCクライミング世界選手権。2日にはリード種目が女子予選から始まる。本記事では世界選手権前時点でのリード女子世界ランキング上位20人を紹介する。

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 1位は東京五輪金メダリストのヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)。2位に1000ポイント以上の差をつけて独走している。昨年のW杯は7大会中5勝、今シーズンも出場した2大会で1位に輝いた。ガンブレットが昨年優勝できなかった2大会は森秋彩が勝利。大学と競技の両立のため出場大会数が少なく6位にとどまっているが、その実力は折り紙つきだ。今大会ではガンブレットと森、さらにランキング2位のソ・チェヒョン(韓国)を中心にトップ争いは演じられるだろう。出産を経て今年から本格的に大会復帰した34歳のキム・ジャイン(韓国)はW杯第3戦で優勝、8位まで順位を上げており、ベテランが優勝争いに食い込む可能性も十分にある。日本からは森の他に松藤藍夢、野中生萌、久米乃ノ華、中川瑠が出場予定。中でも久米は直近のW杯2大会でいずれも決勝を戦い2位、4位と好成績を収めており、好調のまま世界選手権に臨む。

 世界ランキングは過去12カ月間に行われたW杯、世界選手権などの国際大会の結果に応じたポイントの合計で順位が決まる。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年に行われるW杯への優先出場権が与えられる。

<世界ランキング|リード女子>

1位:ヤンヤ・ガンブレット(SLO)/4910 ★
2位:ソ・チェヒョン(KOR)/3675 ★
3位:ジェシカ・ピルツ(AUT)/3376 ★
4位:ミア・クランプル(SLO)/2879 ★
5位:ヴィータ・ルーカン(SLO)/2840 ★
6位:森 秋彩(JPN)/2805 ★
7位:谷井 菜月(JPN)/2595
8位:キム・ジャイン(KOR)/2195 ★
9位:モーリー・トンプソン・スミス(GBR)/2190 ★
10位:ブルック・ラバトゥ(USA)/1990 ★
11位:エレーヌ・ジャニコ(FRA)/1874 ★
12位:エリスカ・アダモフスカ(CZE)/1860 ★
13位:中川 瑠(JPN)/1800 ★
14位:ナタリア・グロスマン(USA)/1780 ★
15位:ラウラ・ロゴラ(ITA)/1740 ★
16位:マノン・イリ(FRA)/1729 ★
17位:久米 乃ノ華(JPN)/1635 ★
18位:マッテア・ポッチ(AUT)/1278 ★
19位:ルチカ・ラコヴェッチ(SLO)/1102
20位:ハンナ・ミュール(GER)/1022 ★
――――――
25位:野中 生萌(JPN)/846 ★
ランク外:松藤 藍夢(JPN)/- ★

※左から順位、氏名、所属国、ポイント
※★は世界選手権出場予定
※世界選手権に出場する日本人選手は21位以下も掲載

CREDITS

編集部 / 写真 © LenaDrapella / IFSC

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