climbers

野中 生萌 (のなか・みほう)
NONAKA Miho

JPN

Share

3姉妹の末っ子として生まれ、8歳でクライミングと出会う。ともに登る姉の姿に触発され、負けず嫌いな性格からめきめきと実力をつけると、2010年にJOCジュニアオリンピックカップ大会で初優勝。2013年にはリード、翌年には最も得意とするボルダリングの日本代表に初選出された。

持ち前のフィジカルを武器に、2016年にボルダリングW杯初優勝。その後も活躍を続け、先駆者・野口啓代と日本代表を牽引するまでになると、その野口と何度も優勝を争った2018年にはボルダリングW杯年間優勝。日本女子2人目の偉業を果たした。

2019年の世界選手権コンバインドでは日本人2位につけて東京五輪の出場枠を獲得。1年以上続いた選考問題を経て、2020年12月に五輪代表に内定した。日本女子初の7秒台到達、日本人初のW杯メダル獲得など、スピードでも強さを発揮する。

好きな言葉は「今に見てろと笑ってやれ」。常に高みを目指す彼女の姿に魅了されるファンは多く、インスタグラムでは日本人クライマー最多の約20万フォロワーを抱える。理想のクライマー像は大会や岩場をはじめ、すべてにおいて“最強”であること。

東京五輪では女子複合決勝で2位に入り、銀メダルを獲得した。

生年月日 1997/05/21
性別
身長 163cm
所属 XFLAG
出身 東京都
得意種目 ボルダリング
得意課題 / 得意ムーブ ダイナミック系
クライミングを始めた年齢 8歳
クライミングを始めたきっかけ 山登りが趣味の父親に、トレーニングの一環としてクライミングジムに連れられて
クライミングの魅力 男性が苦戦していた壁を女性が後から来てサラッと登ることがある。力や筋肉がないとできない競技に見えるけど、全然そんなことない。そこが魅力じゃないかと思う
モットー、座右の銘、好きな言葉 今に見てろと笑ってやれ
主な戦績 ・18年W杯ボルダリング年間優勝
・19年ボルダリングジャパンカップ優勝
・19年スピードジャパンカップ優勝
・19年、20年コンバインドジャパンカップ優勝
・東京五輪 銀メダル

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮, © 2021 Daniel Gajda/IFSC

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top