3期連続でスパリ五輪強化選手に選ばれた竹田創

スピードクライミングの第3期パリ五輪強化選手が発表

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は1日、スピード種目における第3期パリ五輪強化選手を発表。3月に行われたスピードジャパンカップで3位以内、もしくは10月31日までの公式記録で男子6.300秒以内、女子8.800秒以内という選考基準をクリアした6名が選出された。

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 リストに名を連ねたのは男子が竹田創、安川潤、大政涼、池田雄大の4人、女子が野中生萌、倉菜々子の2人で、竹田、野中、倉が3期連続で、池田が初の選出となった。7.600秒以内というSランクの条件を満たした野中(東京五輪で7.55秒を計測)は複合種目(ボルダリング・リード)でもSランクでの第3期強化選手に選ばれており、両種目で最上位ランクに位置する唯一の選手となった。

 第3期の期間は11月1日から来年3月31日までで、選ばれた選手たちは強化合宿への参加や交通・宿泊費の補助が認められるなど、2024年パリ五輪に向けた重点的な強化の対象となる。
 

第3期JMSCAパリ五輪強化選手

スピード種目
【男子】
[Bランク]
竹田 創(19/日本体育大学)
安川 潤(18/千葉県山岳・スポーツクライミング協会)
大政 涼(19/松山大学)
池田 雄大(23/無所属)

【女子】
[Sランク]
野中 生萌(24/XFLAG)
[Bランク]
倉 菜々子(21/愛知県山岳連盟)

※左から氏名、年齢、所属先(11月1日時点)

※一部内容を修正いたしました。

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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