
安楽宙斗が年間3連覇達成 天笠颯太は3位で初年間表彰台【ボルダーW杯2025|男子年間ランキング】
2025年のボルダーW杯は現地時間25~27日に行われたインスブルック大会をもって全6戦が終了した。男子の年間ランキングでは安楽宙斗がW杯デビュー初年度からの3連覇を達成。3位には天笠颯太が入った。
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3年連続で年間優勝に輝いた安楽。開幕3連勝を飾るなど全6戦で表彰台に上がった
各戦の優勝者は、第1戦から第3戦が安楽宙斗、第4戦がメジディ・シャールック(フランス)、第5戦がパン・ユーフェイ(中国)、第6戦がトビー・ロバーツ(英国)。開幕3連勝を飾った18歳の安楽は、第4戦で連勝が止まるも2位、第5戦は3位、第6戦は2位と全戦で表彰台に上がる抜群の安定感を誇り、最多の5300ポイントを獲得した。
[各戦優勝者]
第1戦:安楽宙斗(JPN)
第2戦:安楽宙斗(JPN)
第3戦:安楽宙斗(JPN)
第4戦:メジディ・シャールック(FRA)
第5戦:パン・ユーフェイ(CHN)
第6戦:トビー・ロバーツ(GBR)
日本男子が年間1位で終えたのはこれで6年連続となった。過去の年間優勝者は、2019年は楢崎智亜、21、22年は緒方良行、23、24、25年は安楽(20年はコロナ禍で中止)。
天笠が3位でフィニッシュし、初めて年間表彰台に上がった
3位に入った25歳の天笠は6戦すべてを一桁順位で終えた。4戦で決勝に進み、第3戦で銀メダルを手にした。昨シーズンの年間4位から順位を1つ上げ、自身初の年間表彰台に上がった。その他の日本勢では、トップ10以内に楢崎智亜(7位)、楢崎明智(9位)の2人がランクインしている。
<W杯年間ランキング>
1位:安楽 宙斗(JPN)/5300pt
2位:メジディ・シャールック(FRA)/4145pt
3位:天笠 颯太(JPN)/3240pt
4位:イ・ドヒョン(KOR)/3105pt
5位:ハネス・ハン・デュイセン(BEL)/2355pt
6位:ポール・ジョンフ(FRA)/1965pt
7位:楢崎 智亜(JPN)/1941pt
8位:アンゼ・ペハルク(SLO)/1925pt
9位:楢崎 明智(JPN)/1875pt
10位:パン・ユーフェイ(CHN)/1764pt
――――――
14位:藤脇 祐二(JPN)/1155pt
19位:杉本 怜(JPN)/870pt
33位:杉本 侑翼(JPN)/506.33pt
39位:山口 賢人(JPN)/353.2pt
42位:佐野 大輝(JPN)/338.2pt
※左から順位、氏名、所属国、ポイント
※日本人選手は11位以下も掲載
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