今シーズンのボルダーW杯は今大会を含めて2戦を残すのみとなった(写真は昨年のブリクセン大会)

クライミングW杯ボルダー第5戦が明日から開催 年間優勝争いも佳境に

 クライミングW杯のボルダー第5戦がイタリア・ブリクセンで9~11日(日本時間9~12日)に開催される。

 先週のプラハ大会に続き、欧州で行われる今大会。今シーズンのクライミングW杯ボルダー(全6戦)は終盤を迎える中、注目は年間優勝争い。男子は年間ランク2位に楢崎智亜、女子は同3位に野中生萌と、男女とも表彰台圏内に日本勢が位置する。楢崎は首位のメジディ・シャールックと185ポイント差、野中は首位のオリアーヌ・ベルトン(いずれもフランス)と334.5ポイント差で、いずれも数字上は逆転の可能性を残している。ただし野中は今大会のエントリーを見送っており、今大会のベルトンなどの順位次第で年間女王の可能性は潰える。そのほか年間5位には安楽宙斗、松藤藍夢がつけており、このままいけば安楽はW杯初参戦にして来季のW杯出場権を手にできるトップ10入りが目前、松藤は自己最高位でのフィニッシュとなる。

 男女とも年間1位にはいずれも10代のフランス勢が立っており、来年のパリ五輪に向けて若手が育ってきている。国別ランキングでは日本が1位、フランスが2位。その差は約1100ポイントで、9年連続国別1位(コロナ禍で中止の2020年を除く)を目指す日本にとってフランスは大きなライバルとなっている。明日から始まる第5戦では年間ランキングや国別ランキングの推移にも注視したい。
 

クライミングW杯2023 ブリクセン大会(ボルダー第5戦)

スケジュール

6月9日(金)
09:00 ~ /女子予選(16:00 ~)
16:00 ~ /男子予選(23:00 ~)
6月10日(土)
11:00 ~ /女子準決勝(18:00 ~)
20:00 ~ /女子決勝(11日 03:00 ~)
6月11日(日)
11:00 ~ /男子準決勝(18:00 ~)
20:00 ~ /男子決勝(12日 03:00 ~)

※スケジュールは予告なく変更される場合があります
※()内は日本時間

日本代表出場予定選手

[男子]
緒方 良行(B-PUMP)
楢崎 智亜(無所属)
藤井 快(無所属)
楢崎 明智(日新火災)
佐野 大輝(Dボル・大器グループ)
通谷 律(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
井上 祐二(大阪府山岳山岳連盟)
安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)

[女子]
伊藤 ふたば(デンソー岩手)
関川 愛音(八戸学院光星高等学校)
青柳 未愛(日本大学)
松藤 藍夢(日本大学)
中川 瑠(日本大学)
倉 菜々子(新東工業)

※左から氏名、所属先(出場予定選手、所属先は5月26日時点)

CREDITS

編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC

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