男子首位に立った安楽

15歳・安楽宙斗が首位発進 ボルダリングで98.8点を獲得【コンバインドジャパンカップ2022】

 12日午前、スポーツクライミングの第5回コンバインドジャパンカップが愛媛県西条市の石鎚クライミングパークSAIJOで開幕し、男子予選は安楽宙斗(そらと)が首位通過を果たした。

 今年のユース日本選手権でリード、ボルダリングの2冠、世界ユース選手権でリード金、ボルダリング銅(いずれもユースA)に輝いている15歳がシニアの公式戦で初の首位通過を遂げた。ボルダリングは21選手中ただ1人となる全4課題を完登し、満点に近い98.8ポイントを獲得。リードも2位タイの高度をマークし、合計182.9ポイントで2位の井上祐二に18.9ポイント差をつけた。

 安楽、井上の他、百合草碧皇、川又玲瑛、天笠颯太、土肥圭太、山口賢人、楢崎明智が決勝に進出。安楽、井上、土肥以外の5人はリードでより多くのポイントを加えて決勝行きを決めた。男子決勝は明日9時からスタートする。

<予選リザルト>

1位:安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)
 182.9pt(B 98.8pt/L 84.1pt)
2位:井上 祐二(大阪府山岳連盟)
 164.0pt(B 83.9pt/L 80.1pt)
3位:百合草 碧皇(早稲田大学)
 142.0pt(B 54.0pt/L 88.0pt)
4位:川又 玲瑛(B-PUMP)
 141.5pt(B 53.5pt/L 88.0pt)
5位:天笠 颯太(日本大学)
 141.1pt(B 69.0pt/L 72.1pt)
6位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)
 138.9pt(B 78.8pt/L 60.1pt)
7位:山口 賢人(大阪学院大学)
 138.5pt(B 54.4pt/L 84.1pt)
8位:楢崎 明智(TEAM au)
 135.0pt(B 58.9pt/L 76.1pt)
――――――
9位:鷹見 真洋(東京都山岳連盟)
 129.2pt(B 84.2pt/L 45.0pt)
10位:清水 裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)
 129.0pt(B 48.9pt/L 80.1pt)
11位:通谷 律(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
 125.9pt(B 53.9pt/L 72.0pt)
12位:松岡 玲央(兵庫県山岳連盟)
 125.8pt(B 49.8pt/L 76.0pt)
13位:杉本 怜(北海道山岳連盟)
 118.7pt(B 64.6pt/L 54.1pt)
14位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
 118.6pt(B 64.5pt/L 54.1pt)
15位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
 118.3pt(B 34.2pt/L 84.1pt)
16位:北江 優弥(東京都山岳連盟)
 109.7pt(B 29.6pt/L 80.1pt)
17位:小西 桂(神奈川県山岳連盟)
 106.3pt(B 49.3pt/L 57.0pt)
18位:小福田 透(岡山県山岳・スポーツクライミング連盟)
 97.8pt(B 43.7pt/L 54.1pt)
19位:中上 太斗(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
 95.7pt(B 19.7pt/L 76.0pt)
20位:ハネス・プーマン(SWE)
 68.9pt(B 14.8pt/L 54.1pt)
21位:リン・チア・シャン(TPE)
 45.2pt(B 19.1pt/L 26.1pt)

※8位までが決勝に進出
※上段左から順位、氏名、所属先・国
※下段左から2種目のポイントを合算した複合ポイント、各種目のポイント(B=ボルダリング、L=リード)

「第5回コンバインドジャパンカップ」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

編集部 / 写真 JMSCA/アフロ

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