リードで完登に迫る森秋彩

女子予選首位は森秋彩 2種目複合で好調続く【コンバインドジャパンカップ2022】

 12日に大会初日を迎えたスポーツクライミングの第5回コンバインドジャパンカップ(愛媛・石鎚クライミングパークSAIJO)は、男子に続いて女子予選も終了し、森秋彩が首位で決勝進出を決めた。

 ボルダリングは全体的に完登数が少なく、特に第2、第3課題は22人が登って完登者ゼロに終わった。森は第1課題の攻略に14トライを要するも、第4課題は1トライで仕留め4位で折り返す。リードではトップホールドに手を伸ばしたところでフォールとなったが、最高到達点の51+をマークして首位に立った。先月のコンバインドW杯で予選、準決勝、決勝の全ラウンドを1位で優勝した森は、今大会でも首位発進。このコンバインド(2種目複合)フォーマットで好調を続けている。

 森の他に、谷井菜月、野中生萌、葛生真白、久米乃ノ華、中川瑠、倉菜々子、竹内亜衣の7人が明日13時からの決勝に駒を進めた。

<予選リザルト>

1位:森 秋彩(茨城県山岳連盟)
 149.8pt(B 53.7pt/L 96.1pt)
2位:谷井 菜月(明治安田生命)
 127.0pt(B 38.9pt/L 88.1pt)
3位:野中 生萌(無所属)
 125.8pt(B 49.7pt/L 76.1pt)
4位:葛生 真白(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)
 122.6pt(B 54.5pt/L 68.1pt)
5位:久米 乃ノ華(日本大学)
 114.8pt(B 54.8pt/L 60.0pt)
6位:中川 瑠(日本大学)
 104.6pt(B 24.6pt/L 80.0pt)
7位:倉 菜々子(愛知県山岳連盟)
 104.0pt(B 44.0pt/L 60.0pt)
8位:竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)
 103.8pt(B 43.7pt/L 60.1pt)
――――――
9位:中村 真緒(日新火災)
 97.0pt(B 54.9pt/L 42.1pt)
10位:張替 夢乃(無所属)
 93.6pt(B 39.6pt/L 54.0pt)
11位:ツァン・ユートン(CHN)
 89.7pt(B 9.7pt/L 80.0pt)
12位:石井 未来(愛知県山岳連盟)
 82.5pt(B 28.5pt/L 54.0pt)
13位:大澤 苺花(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)
 71.9pt(B 29.9pt/L 42.0pt)
14位:廣重 幸紀(福井県山岳連盟)
 66.8pt(B 9.7pt/L 57.1pt)
15位:長谷川 颯香(東京都山岳連盟)
 65.7pt(B 23.7pt/L 42.0pt)
16位:大河内 芹香(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
 63.2pt(B 24.2pt/L 39.0pt)
17位:リー・ホンイン(TPE)
 60.2pt(B 24.2pt/L 36.0pt)
18位:武石 初音(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)
 54.9pt(B 34.9pt/L 20.0pt)
19位:松田 喜々(沖縄県山岳・スポーツクライミング連盟)
 54.0pt(B 23.9pt/L 30.1pt)
20位:青栁 未愛(日本大学)
 45.4pt(B 44.4pt/L 1.0pt)
21位:大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
 39.6pt(B 19.5pt/L 20.1pt)
22位:石井 秀佳(東京都山岳連盟)
 28.5pt(B 4.4pt/L 24.1pt)

※8位までが決勝に進出
※上段左から順位、氏名、所属先・国
※下段左から2種目のポイントを合算した複合ポイント、各種目のポイント(B=ボルダリング、L=リード)

「第5回コンバインドジャパンカップ」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

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編集部 / 写真 JMSCA/アフロ

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