スポーツクライミングのパリ五輪選考会は23年世界選手権から

 IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は17日、パリ五輪の予選方式がIOC(国際五輪委員会)によって承認されたことを発表した。2023年8月にスイス・ベルンで開催される世界選手権を皮切りに、23年9月から12月の間に予定されている5つの大陸予選、24年3月から6月にかけて行われる「五輪予選シリーズ」が選考の場となる。

 パリ五輪では、東京五輪で実施されたスピード、ボルダリング、リードの「3種目複合」とは異なり、ボルダリング、リードの「複合」と「スピード」に分かれて行われる。出場人数は複合が男女20人ずつ、スピードが男女14人ずつ。

 複合は世界選手権の上位3人、各大陸予選(欧州、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア)の優勝者5人、予選シリーズの上位10人に、スピードは世界選手権の上位2人、各大陸予選の優勝者5人、予選シリーズの上位5人に出場権が与えられる。これに開催国枠1人と推薦枠1人が各種目で加わる。1つの国・地域から出場できるのは各種目とも男女それぞれ2人まで。

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編集部 / 写真 © Jan Virt/IFSC

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