完登に迫る森秋彩。大会3連覇に向けて首位で決勝に駒を進めた

大会3連覇なるか 森秋彩が予選からの首位をキープ【リードジャパンカップ2022】

 第35回リードジャパンカップ(千葉・松山下公園総合体育館)の準決勝が13日午前から行われ、女子は大会2連覇中の森秋彩が予選からの首位をキープして決勝に駒を進めた。

 女子準決勝はキョンで高度を上げた後のスローパーあるいはピンチの並ぶ中盤が鬼門となり、複雑にムーブを組み立てて突破した選手が上位に。まずは高い持久力で大田理裟と小武芽生が36+まで到達。予選上位だった小武が暫定首位に立つと、さらに残り2人となって登場した谷井が38+、森が初のゴールタッチを記録する40+で到達高度を更新。森、谷井、小武、大田に加え、阿部桃子、柿崎未羽、伊藤ふたば、中川瑠の順でファイナリスト8人が決まった。

 予選を5位通過していた野中生萌は序盤で足を滑らせてしまい、高度11の27位でフィニッシュ。「収穫を得る前に終えてしまった」と力を出し切る前に敗れ去った。女子決勝はこの後17時15分から予定されている。

<準決勝リザルト>

1位:森 秋彩(茨城県山岳連盟)/40+
2位:谷井 菜月(橿原学院高等学校)/38+
3位:小武 芽生(エスエスケイフーズ)/36+
4位:大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)/36+
5位:阿部 桃子(相模女子大学)/35+
6位:柿崎 未羽(明法高等学校)/35
7位:伊藤 ふたば(TEAM au)/34+
8位:中川 瑠(金蘭会高等学校)/28
――――――
9位:小池 はな(川口市立高等学校)/27+
10位:石井 未来(愛知県山岳連盟)/27+
11位:久米 乃ノ華(船橋市立船橋高等学校)/27
12位:松田 喜々(沖縄県山岳・スポーツクライミング連盟)/25+
13位:小田 穂香(大阪府山岳連盟)/25
14位:石井 秀佳(無所属)/23+
15位:滝口 萌(福島県山岳連盟)/23+
16位:小林 舞(三重県山岳・スポーツクライミング連盟)/23+
16位:竹内 亜衣(千葉市立千葉高等学校)/23+
18位:菊地 咲希(日新火災)/23+
19位:武石 初音(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/23+
20位:栗田 湖有(新潟県山岳協会)/23+
21位:抜井 美緒(奈良県山岳連盟)/23+
22位:青柳 未愛(東京都山岳連盟)/23
23位:葛生 真白(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)/23
24位:高尾 知那(愛知県山岳連盟)/17+
24位:美谷島 ももか(東京都山岳連盟)/17+
26位:吉田 清華(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)/13+
27位:張替 夢乃(無所属)/11+
28位:高田 こころ(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/11+
29位:野中 生萌(無所属)/11
30位:松藤 藍夢(神奈川県立新羽高等学校)/11
31位:平野 夏海(日本体育大学)/10+
32位:柏 綾音(三重県山岳・スポーツクライミング連盟)/10

※左から氏名、所属先、成績(高度)
※同高度の場合は予選順位の高い選手が上位
※8位までが決勝に進出

「第35回リードジャパンカップ」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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