9月の世界選手権で優勝したナタリア・カルッカ

世界選手権女王のカルッカが初の1位【スピード女子|世界ランキング】

 9月16日~21日の世界選手権を終え、IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は公式サイト上で公開している各種目の世界ランキングを更新した。

 スピードの女子では、世界選手権女王のナタリア・カルッカ(ポーランド)が自身初の1位となり、東京五輪代表のユリア・カプリナ(ロシア)が2位、東京五輪で6.84秒の女子世界記録を樹立したアレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が3位で続いた。日本勢では今季W杯のソルトレイクシティ大会で日本人初の表彰台となる3位に入った野中生萌が20位に入った。

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 現行の世界ランキングは、世界選手権とW杯で一定の順位に入った選手にその大会と順位に応じたポイントを付与し、直近に行われた各大会のポイント合計値によってランキング化したもの。毎年1月1日時点の各種目上位10人には、その年のW杯に国別枠とは違うIFSC枠としての優先出場権が与えられる。

 スピード女子の上位20人、並びにランキングに名を連ねている日本勢は以下の通り。

<世界ランキング|スピード女子>

1位:ナタリア・カルッカ(ポーランド)3315
2位:ユリア・カプリナ(ロシア)2600
3位:アレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)2380
4位:エマ・ハント(米国)2260
5位:エカテリーナ・バラシュチュク(ロシア)2220
6位:パトリシア・フージャック(ポーランド)2097
7位:キャプシーヌ・ビグリオーネ(フランス)1755
8位:アヌーク・ジョベール(フランス)1610
9位:アンナ・ブロジェク(ポーランド)1355
10位:マリア・クラサヴィナ(ロシア)1210
11位:エリザヴェータ・イヴァノワ(ロシア)1183
12位:フランジスカ・リッター(ドイツ)1175
13位:タチアナ・コルコチーナ(ウクライナ)1100
14位:エリーズ・スーザンティ・ラハユ(インドネシア)1000
15位:アレクサンドラ・エルマー(オーストリア)995
16位:ラウラ・シュテックラー(オーストリア)960
17位:アレクサンドラ・カルッカ(ポーランド)855
18位:アンドレア・ロハス(エクアドル)820
19位:ソン・イーリン(中国)805
20位:野中生萌(日本/XFLAG)690
――――――
44位:野口啓代(日本/TEAM au)280
97位:森秋彩(日本/茨城県山岳連盟)8

※左から順位、氏名、所属国・先、ポイント

CREDITS

編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC

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