リードのユースA男子予選で首位発進した上村悠樹(写真は2020年8月のリードジャパンカップ時)

安楽宙斗、川又玲瑛が決勝に進出。上村悠樹は首位発進【クライミング世界ユース選手権2021】[大会6日目]

 現地時間26日、ロシア・ヴォロネジで開催中のクライミング世界ユース選手権は大会6日目を迎え、日本勢の安楽宙斗がボルダリングで、川又玲瑛がリードで決勝に進出し、上村悠樹、関口準太がリード予選を通過した。

 前日に行われたユースBのボルダリング予選で全6課題を一撃し首位通過していた安楽は、準決勝でも全4課題を2トライ以内で登り切る安定感を発揮。1位でセミファイナルを突破し、大会8日目の決勝で今大会自身2個目の金メダル獲得に挑む。同じユースBの女子準決勝では、予選を3位通過していた抜井美緒が2完登するも、ゾーン獲得数で及ばずに8位敗退となった。

 ジュニア男子リードは準決勝が行われ、川又が高度36+の好成績。予選4位から順位を上げ、2位で決勝へと駒を進めた。決勝は大会7日目に予定されている。また、この日から始まったユースA男子リードでは、前回2019年大会のユースBリード銀メダリスト・上村悠樹が2本のルートでいずれも最高高度に到達し首位、同金メダリストの関口準太が7位タイで準決勝への切符を手にした。

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CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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