森・土肥ペアが「AKIYOʼS DREAM」を制する

 スポーツクライミングの東京五輪銅メダリスト・野口啓代がプロデュースする、男女ペアで戦う「AKIYOʼS DREAM」が23日、茨城県の「au CLIMBING WALL」で行われ、森秋彩・土肥圭太ペアが優勝を飾った。

 楢崎智亜、藤井快、野中生萌、伊藤ふたばらトップクライマーが集った今大会。独自のランキングをもとに組み合わせ抽選を行い、1人の選手のボルダリング、リードの各順位をかけ算した数字をさらに男女ペアでかけ算するというオリジナルルールで行われた。

自身初の大会プロデュースを行った野口

 自身の課題を終えた男子選手が実技を交えながら女子選手にアドバイスしたり、完登時にはその場でグータッチしたりするなど、普段の大会では見られない新鮮な光景が見られる中、楢崎智亜・大田理裟ペア、森・土肥ペア、藤井・倉菜々子ペアが10組による予選を勝ち抜いて決勝に駒を進めた。

 予選の両種目で女子1位に立っていた森は、決勝でもその強さを遺憾なく発揮。リードでは惜しくも制限時間を迎えたが、完登にあとわずかまで迫り2位に大差を付けて再び2種目1位に輝くと、森の活躍に触発されたか土肥もボルダリング1位でフィニッシュ。次代を担う期待の2人が優勝に輝いた。

決勝リード課題を登る森・土肥ペア

 また、同日は龍ケ崎市総合体育館「たつのこアリーナ」でW杯優勝経験を持つ渡部桂太、NPO法人モンキーマジックによるボルダリング体験会や大会パブリックビューイングが実施され、野口の地元である茨城・龍ケ崎の方々“クライミングの楽しさ”を伝えた。

 大会の模様は野口らによるYouTubeチャンネル「TAMY Climbing Channel」でライブ配信。視聴者からは早くも次回を期待する声や、海外からもコメントが寄せられるなど高い注目を集めた。大会終盤には野口本人から第2回開催に向けた言葉も。次回の開催を大いに期待したい。

<予選リザルト>

1位:60pt/楢崎智亜・大田理裟ペア
 (B 2位 × L 1位)×(B 10位 × L 3位)
2位:81pt/土肥圭太・森秋彩ペア
 (B 9位 × L 9位)×(B 1位 × L 1位)
3位:120pt/藤井快・倉菜々子ペア
 (B 3位 × L 2位)×(B 4位 × L 5位)
4位:210pt/吉田智音・谷井菜月ペア
 (B 3位 × L 5位)×(B 7位 × L 2位)
5位:320pt/楢崎明智・伊藤ふたばペア
 (B 5位 × L 4位)×(B 2位 × L 8位)
6位:648pt/川又玲瑛・小池はなペア
 (B 1位 × L 8位)×(B 9位 × L 9位)
7位:768pt/樋口純裕・久米乃ノ華ペア
 (B 8位 × L 6位)×(B 4位 × L 4位)
8位:1008pt/百合草碧皇・中川瑠ペア
 (B 6位 × L 3位)×(B 8位 × L 7位)
9位:1260pt/ショーン・ベイリー・野中生萌ペア
 (B 10位 × L 7位)×(B 3位 × L 6位)
10位:2800pt/本間大晴・中村真緒ペア
 (B 7位 × L 10位)×(B 4位 × L 10位)

<決勝リザルト>

1位:3pt/土肥圭太・森秋彩ペア
 (B 1位 × L 3位)×(B 1位 × L 1位)
2位:18pt/楢崎智亜・大田理裟ペア
 (B 2位 × L 1位)×(B 3位 × L 3位)
3位:24pt/藤井快・倉菜々子ペア
 (B 3位 × L 2位)×(B 2位 × L 2位)

※上段左から順位、ペア2人の複合ポイント(2種目の順位をかけ算)をかけ算したポイント、氏名
※下段左から男子選手の各順位、女子選手の各順位(B=ボルダリング、L=リード)

CREDITS

編集部 / 写真 Shinta Ozawa

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