リードW杯男子年間ランキング=(左から)本間、ルカ・ポトカ、ジェシー・グルーパー

本間大晴が自己最高の年間2位【リードW杯2022 男子年間ランキング】

 今月25、26日にインドネシアのジャカルタで行われた7戦をもって、今シーズンのクライミングW杯リード全戦が終了。同種目の年間ランキングも確定し、男子で本間大晴が日本勢最高の2位に入った。

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 全7戦が行われた今シーズンのリード男子。各大会で頂点に立ったのはコリン・ダフィー(米国)、本間、アダム・オンドラ(チェコ)、ジェシー・グルーパー(米国)、ルカ・ポトカ(スロベニア)、百合草碧皇の6人で、ほぼ毎大会で優勝者の顔ぶれが異なった(グルーパーのみ2大会で優勝)。さらにオンドラを除いた5人がW杯初優勝となった。

 各大会の順位に応じて与えられるポイントをもとに決める年間ランキングでは、20歳のポトカが初の王者に輝いた。女子はヤンヤ・ガンブレットが1位で終えたため、スロベニア勢が男女で頂点に立った。2位の本間は開幕から5戦連続で決勝に進出するなど安定した戦いで、自己最高位でフィニッシュ。今年2月のリードジャパンカップも制しており、国内外でその実力を知らしめるシーズンとなった。ポトカとのポイント差は25で王座まではあとわずかだった。

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 また、2度表彰台に上がった百合草が4位、吉田智音が7位、緒方良行が9位、樋口純裕が10位と、トップ10に計5人の日本人選手がランクイン。ファイナリスト8人のうち半分を占める大会もあるなど、今シーズンは得意種目のボルダリングに続き、リードでも多くの日本勢が活躍する姿を見せた。

<リードW杯男子年間ランキング>

1位:ルカ・ポトカ(SLO)/3860
2位:本間 大晴(JPN)/3835
3位:ジェシー・グルーパー(USA)/3812
4位:百合草 碧皇(JPN)/3239
5位:ヤニック・フローエ(GER)/2910
6位:コリン・ダフィー(USA)/2845
7位:吉田 智音(JPN)/2660
8位:サッシャ・レーマン(SUI)/2635
9位:緒方 良行(JPN)/2540
10位:樋口 純裕(JPN)/2295
22位:西田 秀聖(JPN)/829
32位:藤井 快(JPN)/548

※左から順位、氏名、所属国、ポイント
※10位までを掲載。日本人選手は11位以下も掲載

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編集部 / 写真 JMSCA

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