女子年間表彰台=(左から)野中生萌、ナタリア・グロスマン、ブルック・ラバトゥ

野中生萌が2位でフィニッシュ ボルダリングW杯2022女子年間ランキング

 クライミングW杯ボルダリング女子最終戦がオーストリア・インスブルックで22、24日に行われ、今シーズンの年間ランキングが確定した。1位には2年連続でナタリア・グロスマン(米国)が輝き、野中生萌が日本勢最高の2位に入った。

 6戦あった今シーズンで優勝したのはヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)とグロスマンのみ。東京五輪金メダリストのガンブレットは開幕戦を制した後、休養のため残り全戦を欠場。第2戦からグロスマンが5連勝した。ポイントを5000まで伸ばしたグロスマンは2位の野中に3000ポイント近くの差をつける独走で2年連続2度目の年間女王となった。

 野中は開幕戦でまさかの予選敗退を喫するも第3戦からはすべて決勝に進み、表彰台に3度上がるなど安定。日本山岳・スポーツクライミング協会を通じて発表したコメントでは「試合をこなすごとに変わっていく目の前の小さな目標をしっかりと達成できた」と一定の手応えを口にした。

 伊藤ふたばは自己最高タイの4位でフィニッシュ。また、今年は青柳未愛、大河内芹香、松藤藍夢、菊地咲希が6人しか進むことのできない決勝に初めて進出したことも話題となった。

野中生萌コメント
「予選落ちから始まった今シーズン、最終的にどんな結果になるか想像もできませんでしたが、終わった時には銀メダルを手にしていました。私にとっては、いい意味で明確な大きな目標を立てずに試合に臨めた貴重なシーズンでしたが、試合をこなすごとに変わっていく目の前の小さな目標をしっかりと達成していき、この結果に結びつけられたことはとてもうれしく思っています」

<W杯年間ランキング>

1位:ナタリア・グロスマン(USA)/5000
2位:野中 生萌(JPN)/3210
3位:ブルック・ラバトゥ(USA)/2940
4位:伊藤 ふたば(JPN)/2560
5位:ハンナ・ミュール(GER)/2345
6位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)/2316.5
7位:ジェシカ・ピルツ(AUT)/2215
8位:スターシャ・ゲヨ(SRB)/2195
9位:カミラ・モローニ(ITA)/1820
10位:ソ・チェヒョン(KOR)/1770
19位:青柳 未愛(JPN)/946.16
20位:倉 菜々子(JPN)/880
22位:松藤 藍夢(JPN)/706.5
28位:菊地 咲希(JPN)/557
33位:大河内 芹香(JPN)/495
59位:小池 はな(JPN)/119.5

※左から順位、氏名、所属国、ポイント
※10位までを掲載。日本人選手は10位以下も掲載

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編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC

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