ユースクライマーたちが熱登!【ファイテン×マムートカップ 2022】

 スポーツクライミングのボルダリング、リードの複合で争うユース大会「ファイテン×マムートカップ 2022」が2日、東京都江戸川区のクライミングジム「ROCKLANDS」で行われた。

 都内の最高気温が35度に達したこの日、2種目の壁を備える会場に集まったのはユースB(2007、08年生まれ)、ユースC(2009、10年生まれ)、ユースD(2011、12年生まれ)のクライマーたち。暑さに負けないパフォーマンスを披露して、競技を見守った保護者たちを沸かせた。

 ボルダリングは80分間で8課題、各課題5トライの制限があるコンテスト方式で、リードは2課題をフラッシュ方式で登った。両種目の順位ポイントをかけ算した値の最も小さい選手が頂点に立つレギュレーションで、ユースB男子は笹原蓉翠(ささはら・ようすい)、同女子は秀間美羽(ひでま・みう)、ユースC男子は濱田琉誠(はまだ・りゅうせい)、同女子は松浦朱希(まつうら・あかね)、ユースD男子は石田奏(いしだ・はく)、同女子は松浦碧希(まつうら・みき)が制した。中でも笹原、濱田、石田はボルダリング、リードを通して全課題を完登する出色の出来だった。

 出場者数はユースC、Dを中心に昨年から増加。近年若年層で広がるクライミング熱をあらためて感じさせる大会となった。

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文・写真 編集部

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