グロスマンが女子4連勝 野中4位、松藤5位、大河内6位【ボルダリングW杯2022第5戦 ブリクセン大会】

 イタリア・ブリクセン(ブレッサノーネ)で11日(日本時間12日)、クライミングW杯ボルダリング第5戦の女子決勝が行われ、日本の野中生萌が4位、松藤藍夢が5位、大河内芹香が6位に入った。

 10日の予選で4人が準決勝に進んでいた日本女子は、翌11日の準決勝で野中が3つの一撃を含む全完登で2位、大河内芹香が4位タイ、松藤藍夢が6位で決勝に進出。24歳の大河内と18歳の松藤は初のW杯決勝にたどりついた。

 ファイナリストの半分を日本勢が占めた決勝だったが、優勝争いはナタリア・グロスマン(米国)とハンナ・ミュール(ドイツ)の一騎打ちとなった。全4課題を完登した2人は3位以下に2完登差をつけ、さらに各課題を2アテンプト以内に攻略するなど高い安定感を誇った。

 完登数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得数でも並び、最後はゾーン獲得に要したアテンプト数が「1」少なかったグロスマンに軍配が上がった。W杯4連勝を飾ったグロスマンは、これで2年連続での年間優勝の座を確実なものとした。

 2位のミュール、3位のルオ・リュウジュ(中国)はともにW杯初の表彰台で、16歳のルオはW杯初出場初表彰台の快挙となった。第1課題を一撃していた野中はその後の各課題でも1トライ目にゾーンを獲得するも、最後のホールドが遠く1完登にとどまり4位。ダイナミックなゴール取りを決めて第3課題を完登した松藤は5位、最終課題で何度もトップホールドに迫るなど健闘した大河内は6位に終わった。

 12日には男子の準決勝、決勝が予定されている(決勝のみ日本時間13日)。

W杯4連勝を飾ったグロスマン(中央)。2人のニューカマーが脇を固めた

日本勢最高は野中生萌の4位だった(写真は準決勝)

<決勝リザルト>

1位:ナタリア・グロスマン(USA)/4t4z 6 5
2位:ハンナ・ミュール(GER)/4t4z 6 6
3位:ルオ・リュウジュ(CHN)/2t4z 5 9
4位:野中 生萌(JPN)/1t4z 1 4
5位:松藤 藍夢(JPN)/1t3z 4 6
6位:大河内 芹香(JPN)/0t4z 0 8
――――――
8位:伊藤 ふたば(JPN)※準決勝進出
21位:倉 菜々子(JPN)
39位:小池 はな(JPN)
43位:菊地 咲希(JPN)

※左から順位、氏名、所属国、決勝成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

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編集部 / 写真 © Lena Drapella/IFSC

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