五輪強化選手のSランクに選ばれた(左上から時計回りに)藤井快、森秋彩、伊藤ふたば、吉田智音

藤井、吉田、森、伊藤がSランク 第4期パリ五輪強化選手が発表

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は18日、先日行われたボルダリングジャパンカップ(以下BJC)、リードジャパンカップ(以下LJC)の結果を受けて、コンバインド(2種目複合)における第4期パリ五輪強化選手を発表した。

 2024年パリ五輪に向けて重点的な強化対象の選手を定める同制度では、コンバインド(ボルダリング・リード)とスピードでそれぞれS・A・Bにランク分けされ、SランクはW杯の優先出場権や遠征費の補助などを得ることができる。

 今回発表されたのは男女6人ずつ。第4期はジャパンカップ2大会の順位をかけ算し、その数の小さい男女各2人がSランクに入る。男子は両大会で3位だった藤井と、BJC7位、LJC2位だった吉田がその最上位ランクに選出された。初のSランク入りを果たした17歳の吉田は3大会連続でLJCの表彰台に上がるなどリードを得意とするが、BJCでは苦手なスラブ課題を一撃するなどボルダリングでも躍進する成長株だ。女子ではBJC4位、LJC優勝の森と、BJC3位、LJC6位の伊藤がSランク入り。伊藤も初めてSランクに名を連ねた。この4人は9月に中国で開催されるアジア競技大会の2種目複合にも出場する。

 一方、東京五輪に出場した楢崎智亜と野中生萌はLJCで順位を落としたことが響き、Sランク入りを逃した。楢崎は昨年のコンバインドジャパンカップで優勝、野中は五輪でメダルを獲得していたため、保証されていたAランクにとどまった。

 その他、男子はLJCで優勝した本間大晴がAランクに、土肥圭太と山口賢人がBランクに選出された。本間と山口は初の五輪強化選手入り。女子はBJC優勝の倉菜々子がAランク、小武芽生と谷井菜月がBランクに入った。第4期は4月1日から10月31日までが対象となる。
 

第4期JMSCAパリ五輪強化選手

コンバインド種目(リード&ボルダリング)
【男子Sランク】
藤井 快(29/TEAM au)
吉田 智音(17/奈良県立青翔高等学校)

【男子Aランク】
本間 大晴(22/埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)
楢崎 智亜(25/TEAM au)

【男子Bランク】
土肥 圭太(21/鹿児島県山岳・スポーツクライミング協会)
山口 賢人(21/大阪府山岳連盟)

【女子Sランク】
森 秋彩(18/茨城県山岳連盟)
伊藤 ふたば(19/TEAM au)

【女子Aランク】
倉 菜々子(21/愛知県山岳連盟)
野中 生萌(24/無所属)

【女子Bランク】
小武 芽生(24/エスエスケイフーズ)
谷井 菜月(18/橿原学院高等学校)

※左から氏名、年齢、所属先(2月18日時点)

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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