パリ五輪強化選手Sランクの伊藤ふたば

スポーツクライミングの2022年ボルダリング日本代表が発表

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)は21日、今月行われたボルダリングジャパンカップ(以下BJC)の結果などを受け、2022年のW杯およびアジア選手権を派遣対象とするボルダリング日本代表選手を発表した。

 今回選ばれたのは男女合わせて総勢24人。BJCとLJC(リードジャパンカップ)の順位をかけ算した数が小さい男女各2人のパリ五輪強化選手Sランク、今年1月1日時点で世界ランキング10位以内に入ったIFSC枠保有選手に加え、BJC上位の選手が選出された。この中から参加優先順などを考慮した上で大会ごとに派遣選手が選ばれる。山口賢人、小池はな、葛生真白は3種目を通じて代表初選出(小池は同日発表のリード日本代表にも初選出)。吉田智音、久米乃ノ華はボルダリング種目で初の代表入りとなった。

 全7戦のボルダリングW杯は4月2日(現地時間)にロシア・モスクワで開幕。アジア選手権は6月に韓国で行われる予定だ。
 

2022シーズン ボルダリング日本代表

[男子]
藤井 快(29/TEAM au)*優先順1、2
吉田 智音(17/奈良県立青翔高等学校)*初 *優先順1
緒方 良行(24/B-PUMP)*優先順2
楢崎 智亜(25/TEAM au)*優先順2
高田 知尭(27/鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)*優先順2
土肥 圭太(21/鹿児島県山岳・スポーツクライミング協会)*優先順3
山口 賢人(21/大阪府山岳連盟)*初 *優先順3
井上 祐二(26/無所属)*優先順3
川又 玲瑛(18/栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)*優先順3
石松 大晟(25/Base Camp)*優先順3
楢崎 明智(22/TEAM au)*優先順3
小福田 透(27/岡山県山岳・スポーツクライミング連盟)*優先順3
渡部 桂太(28/住友電装)*優先順3

[女子]
森 秋彩(18/茨城県山岳連盟)*優先順1
伊藤 ふたば(19/TEAM au)*優先順1、2
野中 生萌(24/無所属)*優先順2
倉 菜々子(21/愛知県山岳連盟)*優先順3
青柳 未愛(18/東京都立府中東高等学校)*優先順3
菊地 咲希(19/日新火災)*優先順3
松藤 藍夢(18/神奈川県立新羽高等学校)*優先順3
小池 はな(16/川口市立高等学校)*初 *優先順3
大河内 芹香(23/佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)*優先順3
久米 乃ノ華(18/船橋市立船橋高等学校)*初 *優先順3
葛生 真白(17/栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)*初 *優先順3

※左から氏名、年齢、所属先(2月21日時点)、備考
※優先順1=五輪強化選手Sランク
※優先順2=IFSC枠保有
※優先順3=ボルダリングジャパンカップ上位選手
※IFSC枠=2022年1月1日時点で該当種目の世界ランキング10位以内の選手。個別にW杯出場権が与えられる

関連リンク:【ボルダリング】2022年スポーツクライミング国際大会派遣選手について

CREDITS

編集部 / 写真 窪田亮

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