野中生萌「あきらめずに、すべて乗り越えてきて良かった」【東京五輪 女子決勝】

 6日に行われた東京五輪のスポーツクライミング女子複合決勝(青海アーバンスポーツパーク=東京都江東区)は、ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)が金、野中生萌が銀、野口啓代が銅メダルに輝き、新競技で日本勢2人が表彰台に上がった。

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 スポーツクライミング界初のメダリストとなった野中は競技後、まずは決勝のパフォーマンスについて聞かれ、「想定していたよりも悪い流れだったので、中々楽しめなかったのがすごい悔しいんですけど、最終的に啓代ちゃんとメダルを取ることができて本当に嬉しく思います」と、悔しさと嬉しさが入り混じった心境を明らかにした。

 予選で右手首を負傷。痛みに打ち勝っての銀メダルだった。「予選は痛みに耐えられない所があったんですけど、もうファイナルは痛みを無視して、がんがんとテクニックも出していきましたし、痛みにこらえられたと思います」。

 メダルを獲得した実感については「本当に取った実感がないんですけど、じっくり味わいたいなって思います」とし、「何よりも、もちろん個人的なパフォーマンスもそうですけど、啓代ちゃんと一緒にメダルを取りたいとずっと思っていたので、それが実現して、本当に嬉しいの一言です」と、これまで共に戦い、この日で競技から引退する野口との快挙達成を喜んだ。

 代表内定まで時間が掛かった上、東京五輪は1年延期。しかし、不安や辛い時期の中でも、努力を続けた末の輝かしい銀メダルだった。「あきらめずに、すべて乗り越えてきて良かったなって、本当に思います」。

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編集部 / 写真 ロイター/アフロ

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