ボルダリング・ジュニア女子表彰台。(左から)高田こころ、中村真緒、森脇ほの佳

日本、さらに13個のメダルを獲得/アジアユース選手権2018【大会3日目】

 3日、中国・重慶で開催中のアジアユース選手権2018で、リード・ユースBとユースA、ボルダリング・ジュニアの男女各決勝が行なわれ、ユース日本代表が4つの金を含む13個のメダルを新たに獲得した。

 リード・ユースB(2003、2004年生まれ)男子は、本大会が国際大会デビュー戦の吉田智音が優勝を決めた。予選は7名もの2ルート完登者が出たが、決勝では吉田がただ1人完登を決めてみせた。2位には川又玲瑛が入り今大会2個目のメダルを獲得。4位に抜井亮瑛、5位に前田健太郎が入った。女子では、今年の世界ユースでこの世代女王の谷井菜月、昨年の世界ユースとアジアユースで優勝した森秋彩らが決勝に進出するも優勝は果たせず。2人ともTOPまであとわずかに迫ったが力尽き、最後まで登り切った韓国人選手に女王の座を譲った。それでも森が2位、谷井が3位で表彰台に立ち、同じく決勝を戦った美谷島ももかが5位、工藤花が6位に入った。

 リード・ユースA(2001、2002年生まれ)では日本男女がアベック優勝を果たした。頂点に立ったのは西田秀聖と平野夏海。ともに今季からW杯に初参戦し、決勝も経験済みの成長株で、いずれもファイナル唯一の完登だった。平野はボルダリングとの2冠達成となった。その他、男子は大政涼が3位で銅メダル、4位に伊勢一真、6位に小西桂が入り、女子でも栗田湖有が銅メダルを獲得し、4位に菊地咲希が入賞した。

 ボルダリング・ジュニア(1999、2000年生まれ)は日本勢が女子表彰台を独占。決勝は難関が続き、完登を決めたのは第2課題での中村真緒と高田こころのみ。この課題を一撃した中村が完登に要したアテンプト数で高田を抑え、2年連続でのアジアユース女王に輝いた。2位に高田、3位に森脇ほの佳が入り、それぞれリードに続く今大会2個目のメダルとなった。男子では今泉結太が2位、田中修太が3位で表彰台に立った。今泉にとっては唯一の3連続完登で首位に立っていただけに、ゾーン獲得もならなかった最終課題での逆転負けは悔しいところだろう。5位には本間大晴が入賞した。

 ここまでで27個ものメダルを獲得した若き日本代表。最終日には、日本が最も苦手としているスピード種目が残されている。

リード・ユースB男子表彰台。優勝した吉田智音(中央)と2位の川又玲瑛(左)。

リード・ユースB女子表彰台。森秋彩(左)と谷井菜月(右)は惜しくも優勝を逃した。

リード・ユースA男子表彰台。西田秀聖(中央)が貫録の優勝。大政涼(右)が3位に入った。

リード・ユースA女子表彰台。唯一の完登で優勝した平野夏海(中央)と銅メダルの栗田湖有(右)。

ボルダリング・ジュニア男子表彰台。今泉結太(左)が2位、田中修太(右)が3位となった。

<リード・ユースB決勝>

【男子】
1位:吉田 智音(奈良県立青翔中学校)/TOP
2位:川又 玲瑛(宇都宮市立瑞穂野中学校)/38
3位:NI GuoQing(中国)/37+
4位:抜井 亮瑛(香芝市立香芝北中学校)/35+
5位:前田 健太郎(滋賀県立草津高等学校)/35+
6位:Kim Taeyeong(韓国)/32+
7位:Kim Jeonghoe(韓国)/32+
8位:Huang JiaXuan(中国)/31

【女子】
1位:Seo Chaehyun(韓国)/TOP
2位:森 秋彩(つくば市立手代木中学校)/48+
3位:谷井 菜月(橿原市立光陽中学校)/48
4位:Zhang YueTong(中国)/47
5位:美谷島 ももか(私立日本大学中学校)/41+
6位:工藤 花(山形市立第四中学校)/37+
7位:Jung Yejin(韓国)/37
8位:Jeong Jimin(韓国)/9

<リード・ユースA決勝>

【男子】
1位:西田 秀聖(私立天理高等学校)/TOP
2位:Lee Dohyun(韓国)/39
3位:大政 涼(愛媛県立東温高等学校)/36
4位:伊勢 一真(滋賀県立草津高等学校)/31+
5位:Huang DiChong(中国)/31+
6位:小西 桂(私立慶應義塾高等学校)/31+
7位:Choi minseo(韓国)/31+
8位:Kim Eojin(韓国)/25+

【女子】
1位:平野 夏海(私立国士舘高等学校)/TOP
2位:Kim Lan(韓国)/42+
3位:栗田 湖有(私立東京学館新潟高等学校)/42+
4位:菊地 咲希(東京都立世田谷総合高等学校)/42
5位:Darabian Mahya(イラン)/29+
6位:Umi C Choirul(インドネシア)/21
7位:HUuang ZiHan(中国)/15+
8位:Son Sunga(韓国)/6

※左から氏名、所属国・先、決勝成績

<ボルダリング・ジュニア決勝>

【男子】
1位:Pan YuFei(中国)/3t4z 7 6
2位:今泉 結太(私立翔洋学園高等学校)/3t3z 5 5
3位:田中 修太(新潟県立直江津中等教育学校)/2t3z 10 9
4位:Eom Seongmin(韓国)/1t3z 1 9
5位:本間 大晴(日本大学)/0t1z 0 1
6位:Fu JiaHao(中国)/0t1z 0 1

【女子】
1位:中村 真緒(青山学院大学)/1t3z 1 4
2位:高田 こころ(早稲田大学)/1t3z 5 11
3位:森脇 ほの佳(羽衣国際大学)/0t2z 0 13
4位:CHEN ZhuoYing(中国)/0t1z 03
5位:AGAMBAYEVA Margarita(カザフスタン)/0t1z 0 3
6位:RAGIL RAKASIWI Kharisma(インドネシア)/0t0z 0 0
―――――
7位:西田 朱李(千葉県立幕張総合高等学校)

※左から氏名、所属国・先、決勝成績
※決勝成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

リザルト詳細は国際スポーツクライミング連盟/大会ページから

CREDITS

編集部 / 写真 JMSCA

back to top