男子表彰台に上がった谷井(右)

谷井和季が銅メダル 日本勢対決の3位決定戦を制す【クライミング世界ユース選手権2023】

 韓国・ソウルで開催中のIFSCクライミング世界ユース選手権は大会9日目の26日、U-18(ユースA/2006年、07年生まれ)のスピード決勝を行い、谷井和季が男子銅メダルを獲得した。

銅メダルをかけて谷井(左)、上柿の日本勢対決となった3位決定戦

 男子は出場した日本勢3人全員が予選を通過。上柿銀大は2位で突破した。トーナメント制の決勝では田渕幹規が初戦敗退を喫するも谷井、上柿は2連勝してベスト4に進出。しかしそれぞれ僅差の戦いに敗れ、3位決定戦で日本勢が相まみえる形となった。メダルをかけた一戦は終盤まで互角の好レースに。だが上柿がミスで失速。谷井はゴール目前で足を滑らせるも立て直して先着し、自身初の世界ユース表彰台に上がった。上柿は4位、田渕は10位だった。女子では河上史佳が決勝に進出し、初戦に勝利して5位入賞を果たしている。

谷井は世界ユースで初のメダルを獲得した

<日本勢結果>

▼スピードU-18男子
3位:谷井 和季(橿原学院高等学校)※決勝トーナメント進出
4位:上柿 銀大(岩手県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝トーナメント進出
10位:田渕 幹規(上宮高等学校)※決勝トーナメント進出

▼スピードU-18女子
5位:河上 史佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝トーナメント進出
19位:金谷 春佳(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)

CREDITS

編集部 / 写真 © Dimitris Tosidis/IFSC

※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。

back to top