リード男子予選を首位通過した楢崎智亜

楢崎が首位、藤井が男子唯一の完登で3位 日本勢8人がリード準決勝へ【クライミング世界選手権2021】

 現地時間20日、大会5日目を迎えたクライミング世界選手権(ロシア・モスクワ)でリード予選が行われ、男女8人の日本勢が準決勝に進出した。

 男子ではボルダリングで準優勝した楢崎智亜が第2ルートでの最高高度となる36+をマーク。第1ルートでも上位につけ、両ルートの成績で1位に立った。ボルダリング優勝の藤井快は第1ルートを登り切り、男子では唯一の完登。3位で準決勝に駒を進めた。さらに緒方良行が5位、吉田智音が8位、高田知尭が20位で続き、上位26人によるセミファイナル行きを決めた。

 女子では阿部桃子が10位、中川瑠が11位、谷井菜月が24位で予選を通過。首位は東京五輪のファイナリスト、韓国のソ・チェヒョンで、両ルートを完登した。

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CREDITS

編集部 / 写真 Nikita Tsarev

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