楢崎智亜「決勝で挽回したい」 リードジャパンカップ2020

 10日に行われたスポーツクライミングの第33回リードジャパンカップ(岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場=盛岡市)男子準決勝終了後、決勝に進出した楢崎智亜、敗退した原田海、楢崎明智が報道陣の取材に応じた。以下、選手たちのコメント一覧。

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楢崎智亜コメント(5位/決勝進出)
「(準決勝の課題は)下部からあまり持ったことのない、面で押さえるようなホールドが多く、力が入りすぎてパンプしてしまった。今大会は自粛期間中に強化していた持久力の確認と、国内大会でしっかり勝って自信をつけることがテーマ。予選の登りは良かったが準決勝は下部から乱されてしまったので、まずは今日の疲れをしっかりと取って、明日の決勝で挽回したい」
 

原田海コメント(9位/準決勝敗退)
「昨日より強度が高く、準決勝らしい課題だったなという印象。今の力をすべて出せたと思うので悔いはない。普段はリードの練習はせず、ボルダリングの壁でナガモノをしていることが多いが、今後はナガモノではできない(ロープをかける)クリップ動作など、リード壁での練習を増やしていきたい。(今後はまだ大会日程が不確定だが)決まっていない大会を目標にしても仕方ないので、今回見つかった改善点をつぶしていきたい」
 

楢崎明智コメント(15位/準決勝敗退)
「準決勝は自分の身長に合った課題だった。みんなが苦戦していた下部でも下足で行けて、自分らしい登りができていたが、これから始まるという場面で油断してしまい、手がすっぽ抜けてしまった。完全に自分のミスだが、それも実力のうち。今大会は予選も準決勝もいい結果を出せなかったが、この自粛期間で持久力が付いたことを実感できた。早く大会が再開して、またリードの大会に出たい」

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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