【MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2018】プロデューサー 一宮大介からコメントが到着。ゲストクライマーの参戦も決定!

 10月13日(土)に「グラビティリサーチ ミント神戸」で開催される、アルパインブランド「MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)」が新たに仕掛けるルートクライミングコンペ「MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2018」に向け、大会をプロデュースする一宮大介からコメントが到着した。

関連記事:世界を翔けるロッククライマーが語る外岩の「すすめ」

 「今回のコンペは簡単に言うと、高さと速さを競う日本ではあまりなかった形式になっています。制限時間が3分と短い中で高度を伸ばさなければいけない。決勝は同じコースを隣り合わせで登るデュアルルート方式で観てる方も楽しめるはずです。僕はクライミングってもっと自由であるべきだと思っているので、スポーツクライミングのコンペは『こうだ』っていうのが定着しつつあるなかで、より自由度の高いコンペがあっても良いんじゃないかと考えていました」

 「今回はロープを使ったルートクライミングの大会なんですけど、マスター以外のカテゴリー(ビギナー、ミドル)は登る途中でクリップする必要のないトップロープ形式になっていて、ボルダリングをメインにしている方でも参加しやすくなっています。僕はルートセットも監修させてもらうんですけど、そのあたりも意識してルートを調整していくつもりです」

 「当日はトークショーもさせてもらう予定で、南アフリカのロックランズに遠征した際の話をしようと思っています。岩に行ってみたいと思ってる人にその魅力を伝えられたらいいですね。予選前のデモンストレーションでは、僕が全コース登る予定なのでそこも楽しんでいただけたらと思います。公式ルールとは違ったクライミングを体験してみたい方、少しでも興味がある方はぜひ参加してみてください!」

関連記事:強さと速さを競え!新たなルートクライミングコンペ「MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2018」が10月に開催
 
一宮大介(いちみや・だいすけ)/ルートセット&監修
外岩の高難度課題を次々に登る実力派クライマー。1993年、大分県生まれ。09年にクライミングを始め、外岩とコンペの双方で結果を残す。近年は外岩にフォーカスし、17年は宮崎・比叡山の「ホライゾン」(v15)を小山田大、白石阿島に次いで完登。18年8月には、南アフリカのロックランズにある最難関課題「The Finnish Line (V15/16)に成功した。

 

ゲストクライマーの参戦も決定!

大場美和

1998年3月7日、愛知県生まれ。9歳でクライミングをはじめると、ユース年代から国内外の大会でその才能を発揮。2015年にはアジアユース選手権でボルダリング、リードの二冠を達成する。器械体操で培った柔軟性とバランス感覚、手足のリーチの長さが武器。現在は自然岩のクライミング活動に軸を置くとともに、スポーツクライミングの普及活動を精力的に行っている。

 


Photo:BjÖrn Pohl

杉本怜

1991年11月13日、北海道生まれ。ユース時代はリードで多くのタイトルを獲得したが、高校2年生で臨んだ2009年ボルダリング・ジャパンカップの3位入賞を機にボルダリングへ本格転向する。同年からW杯に参戦し、13年ミュンヘン大会で初優勝。15年にはジャパンカップを制した。今年度はベイル大会で5年ぶりの優勝を遂げるなど総合3位に入り、自身初の年間表彰台に輝いた。

 

「MOUNTAIN HARDWEAR CUP 2018」

日程

2018年10月13日(土)

会場

グラビティリサーチ ミント神戸
(兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1 M-INT神戸18F)

カテゴリー

・ビギナークラス(5.11a/5級)
・ミドルクラス(5.11b~12b/4~2級)
・マスタークラス(5.12c~/1級)
※()は目安のレベル

エントリー費

4,000円(ノベルティ付き)
※観覧、同時開催のイベントは参加無料

エントリー方法

MOUNTAIN HARDWEAR 大会情報ページより

 

CREDITS

編集部

back to top