有明でスポーツクライミングジャパンツアーのボルダー第3戦が開催 講習会では藤井快らが指導

 スポーツクライミングのジャパンツアー2025ボルダー第3戦が11日、東京・有明の「livedoor URBAN SPORTS PARK」で行われた。

 来年のジャパンカップ出場権がかかるツアー戦の第3戦には男子62人、女子33人が出場。男子は川又玲瑛、佐々木玲偉、百合草碧皇の3人が全4課題を完登し、獲得ポイントで上回った川又が1位で終えた。女子は3完登が最多で、今年の日本代表・葛生真白が長谷川颯香に0.1ポイントの差をつけてトップに立った。

ジャパンツアーのボルダー第3戦で女子1位に立った葛生真白

 11~13日は「livedoor URBAN SPORTS PARK 1st Anniv.FES」も開催され、その一環で12、13日にボルダーの一般体験会と中上級者講習会が行われた。講師として12日は大政涼と倉菜々子が、13日は藤井快と葛生真白が参加。中上級者講習会はジャパンツアーの課題が用いられ、ユース年代のクライマーらがトップクライマーの指導を仰いだ。

一般体験会の様子(写真:窪田亮)

中上級者講習会で指導する藤井快(写真:窪田亮)

 「コンペ志向の子どもたちが多く、教えがいがあった」とコメントした藤井に対し、11月のリードフューチャーカップに出場するという参加者の1人は「足の使い方や空間の入り方を学べて楽しかった。ジャパンツアーはちょっと遠い存在だけど、大人の課題やトップ選手が登る課題に触れたことはいい経験になった」と話した。

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田美和子

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