U-17の男子表彰台に上がった齋藤蒼太(右)

齋藤蒼太がU-17のスピードで3位【クライミングユース世界選手権2025】

 IFSCクライミングユース世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)は大会最終日となる現地時間3日、U-17、U-19の男女スピード決勝を行い、U-17の男子で齋藤蒼太が3位に入り銅メダルを獲得した。

 5秒65のU-17日本記録を持つ齋藤は、予選で自らの記録を0.01秒更新する5秒64をマーク。2位で上位16人による決勝トーナメントに進出する。トーナメント戦ではポーランドとカザフスタンの選手に連勝してベスト4へと駒を進めた。ビッグファイナル行きを懸けたレースでは敗れたものの、3位決定戦でイタリア人選手を5秒66で破った。これで日本勢がスピード種目でメダルを手にするのは5大会連続となった。

ベスト4に進出した齋藤(右から2人目)

 その他のカテゴリーで日本勢の表彰台入りはならず。U-17女子は原菜都美の11位、U-19男子は田渕幹規の6位、U-19女子は小屋松恋の6位が最高位だった。

<日本勢結果|スピード>

[U-17男子]
3位:齋藤 蒼太(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝T進出
16位:柏 龍弥(三重県立久居農林高等学校)※決勝T進出
18位:青木 智久(福岡県山岳・スポーツクライミング連盟)

[U-17女子]
11位:原 菜都美(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝T進出
23位:西村 優杏(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)
26位:望月 咲希(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)

[U-19男子]
6位:田渕 幹規(上宮高等学校)※決勝T進出
9位:大西 月華(神奈川県山岳連盟)※決勝T進出
15位:大石 覇(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)※決勝T進出

[U-19女子]
6位:小屋松 恋(横浜隼人高等学校)※決勝T進出
25位:麦島 心花(中部大学春日丘高等学校)

CREDITS

編集部 / 写真 © Richard Aspland/IFSC

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