米国のデンバーでクライミングW杯が初開催された

初のデンバー大会は悪天候で中断、再開されず 大政涼は8位【スピードW杯2025 第3戦デンバー大会】

 クライミングW杯のスピード第3戦が現地時間5月31日、6月1日に米国のデンバーで行われた。日本勢は男子で2人が出場し、大政涼の8位が最高だった。

 デンバーで初開催となったクライミングW杯は街中に会場が設けられた。日本勢は前回の第2戦で日本人初の銀メダルを獲得した大政涼が男子12位に入り決勝トーナメントに進出する。同じく第2戦で決勝トーナメントを戦った藤野柊斗は42位で予選落ちとなった。

8位に入った大政涼

 決勝トーナメントの初戦、大政は相手がフライングを犯したために不戦勝する。しかしその後、悪天候のため男女のベスト8が出そろってから中断。そのまま競技は再開されず、予選の成績も考慮して各選手の最終順位が決まった。男子1位はインドネシアのキロマル・カティビン、女子1位は米国のエマ・ハントで、大政は男子8位でフィニッシュした。

<リザルト>

[男子]
1位:キロマル・カティビン(INA)
2位:ザック・ハマー(USA)
3位:サミュエル・ワトソン(USA)
――――――
8位:大政 涼(JPN) ※決勝トーナメント進出
42位:藤野 柊斗(JPN)

[女子]
1位:エマ・ハント(USA)
2位:ナタリア・カルッカ(POL)
3位:デン・ルイウン(CHN)

※左から順位、氏名、所属国

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編集部 / 写真 © IFSC

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