
準決勝首位で決勝に進んだ関川愛音
女子日本勢は4~7位でメダルに届かず メイニャンがW杯初優勝【ボルダーW杯2025 第2戦クリチバ大会】
ブラジル・クリチバで現地時間18日、クライミングW杯ボルダー第2戦の女子決勝が行われた。日本勢は4人がファイナルを戦ったが4~7位に終わり、前日の日本男子に続くメダル獲得とはならなかった。
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6人がエントリーした日本女子は関川愛音、松藤藍夢、伊藤ふたば、中村真緒が決勝に進出。関川はただ一人3完登して準決勝の首位に立った。
関川が準決勝で3完登し首位に立つ
決勝は4人とも2完登を記録するも、3完登以上をマークした上位勢には届かず。中村が4位、関川が5位、伊藤が6位、松藤が7位に終わった。
優勝はフランスの21歳、ナイル・メイニャン。第1課題の完登に5トライを要したが、第2~4課題はすべて一撃。オリアーヌ・ベルトン(フランス)が最終課題の完登に4トライをかけてしまったことで、1アテンプト分の0.1ポイント上回ったメイニャンがW杯初優勝を飾った。
優勝したメイニャン。ユース世界選手権のメダリストがシニアの大会でも実力を開花させ始めている
<決勝リザルト>
1位:ナイル・メイニャン(FRA)/99.6pt
2位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)/99.5pt
3位:カミラ・モローニ(ITA)/83.8pt
4位:中村 真緒(JPN)/69.7pt
5位:関川 愛音(JPN)/69.5pt
6位:伊藤 ふたば(JPN)/69.5pt
7位:松藤 藍夢(JPN)/49.5pt
8位:ネカイア・サンダース(USA)/34.8pt
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19位:葛生 真白(JPN)※準決勝進出
30位:末澤 結衣(JPN)
※左から順位、氏名、所属国、獲得ポイント
※ポイントはゾーン到達で10点、完登で25点。各課題のポイント獲得までにフォールした回数×0.1点が減点される
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文 編集部 / 写真 IFSC
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