大会2冠に向け、首位で決勝に進出した高田知尭

大会2冠へ高田知尭が首位発進【Top of the Top 2020】<男子リード準決勝>

 スポーツクライミングの特別大会「Top of the Top 2020」(石鎚クライミングパークSAIJO=愛媛県西条市)の男子リード準決勝は1日午前、女子と並行して行われ、昨日ボルダリングで優勝した高田知尭が首位通過を果たした。

 男子準決勝は、序盤から3番手・小西桂が結果的に決勝進出ラインとなる高度30+をマークする。その後、折り返しの10番手で登場した高田が順調に高度を伸ばして33+となり暫定首位に立つと、この記録を抜く選手は表れず。高田が大会2冠に向けて好スタートを切った。

 3位タイの高度31、7位タイの高度30+に4名ずつが並ぶなど混戦となった中、昨日ボルダリング決勝を戦った選手では高田のほかに楢崎明智、緒方良行、楢崎智亜が決勝行き。原田海は決勝進出ライン下の11位で敗退となった。8月のリードジャパンカップで国内王者に輝いていた西田秀聖は、まさかのスタートに失敗し高度1で最下位に終わってしまった。

 男子決勝は本日15時45分から開始される。

<リザルト>

1位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/33+
2位:楢崎 明智(TEAM au)/31+
3位:杉本 怜(マイナビ)/31
3位:百合草 碧皇(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/31
3位:緒方 良行(-)/31
3位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/31
7位:小西 桂(慶応義塾大学)/30+
7位:北江 優弥(東京都山岳連盟)/30+
7位:村下 善乙(千葉県立柏南高等学校)/30+
7位:楢崎 智亜(TEAM au)/30+
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11位:原田 海(日新火災)/28
12位:吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)/27+
13位:井上 祐二(福井県山岳連盟)/24.5
14位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/24+
15位:渡部 桂太(住友電装)/22+
16位:佐野 大輝(愛知県山岳連盟)/17+
16位:川又 玲瑛(栃木県立宇都宮南高等学校)/17+
16位:田中 修太(神奈川大学)/17+
19位:西田 秀聖(天理高等学校)/1

※上位8名が決勝進出
※左から氏名、所属先、成績

「Top of the Top 2020」大会特設サイト
大会公式掲示板(競技順・成績速報などはこちらから)

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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