表彰台に上がった(左から)楢崎智亜、楢崎明智、安楽宙斗

楢崎明智が2度目V 男子史上2人目の複数回制覇【ボルダージャパンカップ2026】

 ボルダージャパンカップ(BJC)の男子決勝が1日午後、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(東京都世田谷区)で行われ、26歳の楢崎明智が3年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。

 決勝に駒を進めたのは準決勝の上位8人。安楽宙斗、楢崎明智、杉本侑翼、川又玲瑛、楢崎智亜、佐野大輝、土肥圭太、篠沢諒がファイナリストに名を連ねた。

決勝オブザベーションの様子

 決勝課題は全体的に横幅が広く取られた。最初は勢いよく進むコーディネーション系。豪快なムーブの連発に第1課題から会場が沸き、6人が完登した。

第1課題に挑む安楽宙斗

 第2課題は前半にキャンパシングを含むフィジカル要素の強い内容で、体力が削られる課題となった。5人が攻略し、土肥、楢崎兄弟、安楽の4人が連続完登した。バランス力が問われる第3課題は完登数が減り、楢崎明智が唯一の完登をマーク。繊細な足さばきでこの難関を一撃してみせた。

楢崎明智が安定したパフォーマンスで3連続完登

 安楽が第3課題で無得点に終わったことで俄然、楢崎明智が有利となる。最終課題は高負荷の超難関。体力及ばず落下する選手が続出した。ゾーンに達すれば優勝の楢崎明智は1トライ目でその10点を獲得。攻略には至らなかったが、競技終了後には兄の智亜が出迎えて弟の優勝を祝福した。

弟を出迎える楢崎智亜(左)

 過去のBJCでは藤井快が4度頂点に立ち男子で唯一複数回制覇を遂げていたが、楢崎明智が2人目として名を刻んだ。3完登で84.9点だった。2位には2完登の69.3点で楢崎智亜が入り、兄弟でワンツーフィニッシュ。3位は2完登で59.9点の安楽宙斗。世界王者の昨年大会に続く連覇とはならなかった。

楢崎智亜は2位に入った

<決勝リザルト>

1位:楢崎 明智(日新火災)/84.9pt
2位:楢崎 智亜(無所属)/69.3pt
3位:安楽 宙斗(JSOL)/59.9pt
4位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/59.5pt
5位:川又 玲瑛(無所属)/45pt
6位:佐野 大輝(Dボル・大器グループ)/44pt
7位:杉本 侑翼(近畿大学工業高等専門学校)/34.7pt
8位:篠沢 諒(東京都山岳連盟)/19.9pt

※左から順位、氏名、所属先、獲得ポイント
※ポイントはゾーン到達で10点、完登で25点。各課題のポイント獲得までにフォールした回数×0.1点が減点

「ボルダージャパンカップ2026」大会特設サイト
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CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 窪田亮

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