スポーツクライミングの2026年主要大会スケジュール

 スポーツクライミングの2026シーズンは、1月31日と2月1日に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(東京都世田谷区)で行われるボルダージャパンカップで国内大会の幕が開ける。2月15日には九州クライミングベースSAGA(佐賀県多久市)でスピードジャパンカップが開催され、前日の2月14日には同会場で第6回スピードユース日本選手権が行われる。3月7、8日にはDMG MORIアリーナ(三重県伊賀市)でリードジャパンカップが予定されており、主要3大会はいずれも前年と同じ会場での実施となる。

 2026年は、国際的にも大きな変化の年となる。国際スポーツクライミング連盟(IFSC/International Federation of Sport Climbing)は昨年12月に組織名を「ワールドクライミング(World Climbing)」へと改称し、ブランド全体を刷新した。これに伴い、昨年まで「クライミングワールドカップ」として開催されていた国際大会群は、2026年から「ワールドクライミングシリーズ」へ名称変更される。大会形式そのものは継続されるが、新たな名称のもとでシリーズ戦としての一体感が強調されることになった。

 同シリーズは5月の中国ラウンドを起点に、アジア、欧州、アメリカなどの10カ国を巡る計13戦が予定されており、近年高まっている世界的な盛り上がりが継続するとみられる。春から初夏の欧州ラウンドでは、ベルン、マドリード、プラハ、インスブルックなど主要都市を巡る。7月のクラクフ大会(ポーランド)では昨年のワールドゲームズなどで採用された4レーンのスピード形式が導入される。10月のシーズン終盤はアメリカ大陸へ移り、10月にはソルトレイクシティ、そして最終戦がサンティアゴで開催される。

 日本勢にとって重要な大会の1つと目されているのが、4月に中国の眉山であるアジア選手権。関係者の間ではロサンゼルス五輪の出場権が懸かると予想される世界選手権2027の出場内定につながると見込まれており、シーズン序盤から熾烈な戦いが繰り広げられるかもしれない。一方、秋には名古屋で第20回アジア競技大会が控えている。スポーツクライミングは名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で実施予定で、国内での盛況が期待される。

 2026年は世界選手権の開催がない年であり、日本人選手たちは新名称のもと生まれ変わるワールドクライミングシリーズを中心に、ジャパンカップから春のアジア選手権、秋のアジア競技大会まで、あるいはジャパンツアーでのあゆみを進める一年となる。2026年も、挑戦を続ける選手たちに熱い声援を送りたい。

2026シーズン 主要大会スケジュール

【国内大会】
1月31日~2月1日
 ボルダージャパンカップ2026(B)東京・駒沢
2月14日
 第6回スピードユース日本選手権(S)佐賀・多久
2月15日
 スピードジャパンカップ2026(S)佐賀・多久
3月7~8日
 リードジャパンカップ2026(L)三重・伊賀

【国際大会】
4月8~12日
 アジア選手権(B・L・S)中国・眉山
5月1~3日
 WCシリーズ(B)中国・柯橋
5月8~10日
 WCシリーズ(L・S)中国・呉江
5月22~24日
 WCシリーズ(B)スイス・ベルン
5月28~31日
 WCシリーズ(B・S)スペイン・マドリード州
6月3~7日
 WCシリーズ(B・L)チェコ・プラハ
6月17~21日
 WCシリーズ(B・L)オーストリア・インスブルック
7月3~5日
 WCシリーズ(S)ポーランド・クラクフ
7月10~12日
 WCシリーズ(L・S)フランス・シャモニー
7月18~25日
 ユース世界選手権(B・L・S)イタリア・アルコ
8月21~25日
 ユースアジア選手権(B・L・S)中国・貴陽
9月4~5日
 WCシリーズ(L)スロベニア・コペル
9月11~13日
 WCシリーズ(S)中国・貴陽
9月18~20日
 WCシリーズ(S)中国・重慶
9月19日~10月4日
 第20回アジア競技大会(B・L・S)愛知・名古屋
10月16~18日
 WCシリーズ(B)米国・ソルトレイクシティ
10月23~25日
 WCシリーズ(L・S)チリ・サンティアゴ

※B=ボルダー、L=リード、S=スピード
※日程は現地時間
※スケジュールや実施種目は変更される場合があります
※スケジュールは随時更新予定

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CREDITS

編集部 / 写真 © Kazushige Nakajima/IFSC

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