
IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025の大会概要が発表
IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025(10月23日~26日/いいづかスポーツ・リゾート ザ・リトリート=福岡県飯塚市)の大会組織委員会は17日、同大会の概要を発表した。
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世界初の国別対抗戦「ネーションズグランドフィナーレ」には日本、米国、カナダ、豪州、イスラエル、韓国の6カ国が出場。ボルダーとリードのそれぞれで最強国決定戦が行われる。優勝国には最大1万ユーロの賞金が用意され、組織委員会によれば過去最高額の大会になるという。同時開催される「パラクライミングマスター」には日本人選手を中心に15人のパラクライマーが出場する。
これらの競技を会場でより楽しんでもらうため、大会側はホスピタリティプランなど複数の観戦チケットを発売。ホスピタリティプランでは軽食などを取りながらゆっくりできる特別ラウンジ、選手交流、試合の音声解説などが付いたプランを用意している。音声解説には数々の大会を解説してきた伊東秀和氏、W杯で2年連続年間優勝の実績を持つ緒方良行、2028年ロサンゼルス五輪出場を狙う久米乃ノ華、パラクライミング5度の世界選手権優勝を誇る小林幸一郎氏、日本パラクライミング協会理事の阿部晃之氏を迎え、プロ目線の解説を楽しみながら観戦できる。
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最終日の26日午後に予定されているエキシビジョンでは、ボルダー壁を利用したスピード勝負や、腕力だけでどこまで登り切れるかなどを競い合うエキシビジョンならではのプログラムが用意されているという。エキシビジョンは該当チケット購入者はもちろんのこと、その他日程のチケット購入者も参加できる。
大会の模様は生放送、生配信で視聴できる。25日のボルダー決勝はフジテレビで地上波生放送。東京五輪女子銅メダリストの野口啓代氏が解説を、関西ジュニア内グループAmBitiousの真弓孟之さんがスペシャルサポーターを務めて大会を盛り上げる。さらにABEMAでは全競技生配信が予定されている。
そのほか、会場の無料エリアではハロウィン縁日も開催され、射的やヨーヨーすくいに加え、ハロウィンならではのフェイスペイント、お菓子のつかみ取りなども実施予定。ボルダリング体験ウォールも設けられる。25日には大会会場周辺で仮装してゴミ拾いする「ハロウィン ゴミ拾いパレード」も行われる予定だ。
「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」公式サイト
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文 編集部 / 写真 © CGF2025