
表彰台に上がった(左から)キャリエット、ベルトン、関川
17歳の関川愛音が3位でW杯初表彰台 荒天で決勝は中止【ボルダーW杯2025 第4戦プラハ大会】
チェコ・プラハで現地時間8日(日本時間9日)に予定されていたクライミングW杯ボルダー第4戦女子決勝は荒天のため中止となり、準決勝の成績が最終順位となった。この結果、日本の関川愛音(めろでぃ)が自身初のW杯表彰台となる3位に入った。
6人が出場した日本女子は、首位の松藤藍夢を筆頭に5人が予選を通過。今シーズンのボルダーW杯に初出場した森秋彩も9位で準決勝に駒を進めた。
準決勝は3完登したオリアーヌ・ベルトン(フランス)が84.8ポイントで単独首位に。日本勢は2完登で69.5ポイントの関川が3位、1完登で54.5ポイントの松藤が5位に入り、日本時間9日1時30分からの決勝に進出した。
3位に入った関川
しかし、強風の影響で決勝開始が1時間遅れ、その後中止が決定。準決勝の成績が最終順位となった。ベルトンは2023年のプラハ大会以来となる優勝。17歳の関川はW杯参戦3年目で初の表彰台に上がり、銅メダルを手にした。
<リザルト>
1位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)/84.8pt
2位:アガ・キャリエット(FRA)/69.7pt
3位:関川 愛音(JPN)/69.5pt
4位:エリン・マクニース(GBR)/69.3pt
5位:エマ・エドワーズ(GBR)/54.5pt
5位︰松藤 藍夢(JPN)/54.5pt
7位:ジェニファー・バックリー(SLO)/54.1pt
8位︰ゲイラ・マシア・マルティン(ESP)/53.8pt
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9位:野中 生萌(JPN)※準決勝進出
18位︰森 秋彩(JPN)※準決勝進出
19位:中村 真緒(JPN)※準決勝進出
55位:村越 佳歩(JPN)
※左から順位、氏名、所属国、獲得ポイント
※ポイントはゾーン到達で10点、完登で25点。各課題のポイント獲得までにフォールした回数×0.1点が減点される
※同ポイントの場合は前ラウンド順位の高い選手が上位
CREDITS
文 編集部 / 写真 IFSC
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