表彰式に出席した(左から)安楽宙斗、上村悠樹、久米乃々華、藤井快、野口啓代

野口啓代、藤井快らが優秀選手賞に選出【JMSCA2021シーズン表彰式】

 JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)の2021シーズン表彰式が15日に都内で行われ、スポーツクライミング部門の優秀選手賞を受賞した野口啓代、藤井快らが出席した。

 2021シーズンに日本代表としての活躍が特に顕著だった選手に贈られる優秀選手賞に選ばれたのは、東京五輪で銀メダルに輝いた野中生萌、同大会で銅メダルを獲得した野口啓代、世界選手権でボルダリングを制した藤井快、W杯ボルダリングで年間優勝を遂げた緒方良行、世界ユース選手権で優勝した久米乃ノ華(ジュニア女子・リード)、上村悠樹(ユースA男子・リード)、安楽宙斗(ユースB男子・リード)の計7人。

 壇上で「これからは選手とはまた違う形で表彰していただけるように頑張っていきます」とコメントした野口は、これが7度目の選出。2月のボルダリングジャパンカップで自身の持つ男子最多優勝記録(4回)更新に期待がかかる藤井は「昨シーズンは良い結果を残せたので、2022年のシーズンも精いっぱい頑張ります」と抱負を述べた。以下、受賞者一覧と表彰式に出席した各選手のコメント。

2021シーズン JMSCA表彰式 受賞者一覧

<スポーツクライミング部門>
【優秀選手賞】
野中 生萌(無所属)
野口 啓代(TEAM au)
藤井 快(TEAM au)
緒方 良行(ホリプロ)
久米 乃ノ華(船橋市立船橋高等学校)
上村 悠樹(東京都立上野高等学校)
安楽 宙斗(八千代市立大和田中学校)

<山岳部門>
【加盟団体表彰】
伊藤 吉樹(山形県山岳連盟)
山田 悟史(大阪府山岳連盟)
十河 利雄(香川県山岳・スポーツクライミング連盟)
【指導委員会推薦表彰】
大越 久嘉(滋賀県山岳連盟)
本郷 利夫(東京都山岳連盟)

各選手コメント

▼野口啓代
「昨年は東京五輪までのサポート、そして私の長い競技人生をサポートしてくださり本当にありがとうございました。これからは選手とはまた違う形で表彰していただけるように頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」

▼藤井快
「昨年はコロナ禍にもかかわらず、スポンサー各社様をはじめ、多大な応援をありがとうございました。昨シーズンは良い結果を残すことができました。2022年のシーズンも精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」

▼久米乃ノ華
「本日はこのような会を開いていただきありがとうございます。2022年はシニアでも活躍できるように頑張っていきます。よろしくお願いします」

▼上村悠樹
「このような場で表彰していただき、ありがとうございます。昨年はいろいろな方々のサポートがあり、そのおかげでこの場に立てています。今年も頑張りますのでよろしくお願いします」

▼安楽宙斗
「2021年は今までで一番忙しかった年でした。2022年の目標は、長期的にみて大会で良い成績を残し続けることと、前回ボルダリング2位で終わってしまった世界ユース選手権でリードとボルダリングの両方とも1位で終わることです。2022年も日々精進していきたいと思います」

CREDITS

文・写真 編集部

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